♪音楽教室日記

今回、エレクトーンの子で、
ベース（足鍵盤）の、
妙な癖を、なんとか直してもらおうと、
必死で、伝授してみました。

この、
癖、
って、非常に厄介です。

今回はたまたまエレクトーン子でしたが
ピアノでも、同じ話で、
とにかく、

癖、

厄介なんですよ。

彼女のベースの癖というのは
　
軽く踏み込む
微妙に、コンマ何秒とか、ベースだけ遅れる
いまいち、足の踏み位置が違う。

簡単に言うと、
足に対する神経がいっていないので、ノリが違くなっている。

これ、直してもらうために
まず、
彼女のまねをしてみる
これこれ、こうだから、違うんだよ
と、
目で見てもらって、聴いてもらって、考えてもらう。
そして、
こうしてみて、と、いわゆる見本？を示す。

まあ、
よくあるレッスン風景です。

しかし、これ。
音ミスやら、フレーズ感やら、表情と違う、
「くせ」のハナシ。

くせ　
ほど直すのが難しいものはないんです。
くせ、というのは
意識なくやっていることであって、
気づくことが難しいのです。

本人は本人で、
意味は分かるけど、自分自身、そうやってるかな～～？？
っていう無自覚ですから。

たとえば、
あなたは、いつも、テンポが走るよ！
これ、言われても、無自覚だから
「はあ・・」
で、終わっちゃいますよね。

一番いいのは、
実際、ビデオやらを撮って、客観的に自覚するのは有意義なんです。

という事で、
レッスン中、ひらめいて、
「そうだそうだ～～携帯で撮ってみようよ」
と、動画で撮ってみたのですが(笑)

携帯の動画は、微妙に音と画像が遅れるのですよね。
全然、
使えませんでした～～(笑)

でも、今回の動画のひらめきで、
気楽に、レッスンで、ぱぱ～～っと録画して、
その場で、
これだよ、って指摘するのは、
効果的かもしれないな。

小さい子は、もう、ただの
「自分うつってる～～」
で終わっちゃいそうですが、
それなりに弾ける子に対しては使えそう。
かなり。

あ～～
またレッスンの荷物が増えるか(笑)

しかし
これ、限られたレッスンで使うなら
「えっと～このボタン押して、あれ？？違ったか？？」
とか、
おばちゃんモード全開じゃ使えませんね～。