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カテゴリ:エレクトーン
エレクトーンのグレード試験官をやっていて、
よく、思うのが、 アレンジ。 結構おろそかにされています。 まあ、ヤマハとして求める部分は、 6級までは、いわゆる、素人さんのための試験。 だから、基本、なんでもあり(笑) アレンジに時間をさくレッスンも なかなか、 特にグループレッスンではきつい。 そんな実情もありますから、 仕方ない部分もあるのですが、 この差は、大きい。 合格は合格ですけど、 きちんとやってる子とやってない子の 雲泥の差といったらないのです。 で。 アレンジ。 きちんと楽譜に書いて、 仕上がりは、なんだか、かっこよくないけど、 自分で、一生懸命考えました。 そんな子もいれば、 同じ先生の生徒、全員おんなじアレンジ・・ って事もあるし、 テキストそのまんま、 の子もいるし。 見事に(笑) 歴然・・・・汗、汗・・ 5級の試験受ける事はないかもしれないな。 そう、思ってしまう子たちが もう、ちらほらでてきています。 試験官研修でも、 試験官の方々の本部に対する質問で 必ず出ます。 試験官側は 「おんなじアレンジが続いている場合、どうなのか」 「テキストそのまんま持ち込むのはどうなのか」 答えは 「勉強した、という経験があればよしにして下さい」 「え~~・・・」 と、なりがちで・・・。 この部分。 次へつなげて、よりパワーアップさせたいし、 あまりの受験者に差がある部分に、 試験官の先生方は、ふに落ちていない様子に見えます。 そんな、 6級までの、微妙な空気(笑) 生かすも殺すも、 レッスンの先生と、生徒自身なのですね・・ で。 私が生徒たちにやっているアレンジ基準は 8級・・・・簡単な16小節程度の曲を選ぶ イントロ、間奏、エンディングを考える 伴奏の形は2種類以上考える 刺繍音や重音奏を考える 7級・・・・簡単な16小節程度の曲を選ぶ 今までやってきた気にいったレパートリーを選ぶ そのアレンジをまねする(参考ともいう) イントロ、伴奏の形、まねする。 とにかく、まねしてみる 6級・・・・好きな曲を選ぶ できたら、リズム組もやりたいので、POP系 その曲の、バンドスコア等を入手する もしくは、好きな曲の耳コピをしてみる この手順でやっています。 5級以上は、まあ、プロの域になりますから、 クラシックスコアに挑戦や、完全なオリジナル作りもいいでしょう。 6級までに イントロを作ったりという作業、 まねをするという作業、 スコアから移す、もしくは耳コピの作業 これを必須にしています。 ESやJOCに出る子は、ちょっと違うので、省きましたが、 この3種類の経験がきちんとできたら、 あとは自分でも、きっとできるでしょう。 スモールステップで。 いきなり大作求めると、次に続きにくいですしね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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