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2009年06月06日
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カテゴリ:エレクトーン
そういえば。
エレクトーン生誕50年です。今年は。

これが欲しい!
そう思ってはじめて買ってもらった楽器が
これでした。

C型エレクトーン

それまでは、もっと地味なエレクトーンが家にありました。

なんで、これが欲しかったかっていうと、
いわゆる「フィルイン」というスイッチができたんですよ。

そのスイッチを押す(もしくは、エクスプレッションペダルのとこのフットスイッチ)
「つったんたたたた」
みたいに、ドラムの音が、フィルインしてくれるんです

これは画期的でした(笑)

どうしても、これ、が欲しかった。
ねだってねだって買ってもらった記憶があります。

「つったんたたたた」これが、やりた~~い!!

みたいに(笑)

考えたら、当時は、曲のフレーズの合間であったり、
いわゆる、曲の段落が変わる時に、フィルインを「押して」みたりと、
考えてやることが多かった気がします。
フレーズやら、段落やらは、当たり前のように考えていた気がします。

今は、データが市販されてますから、
この上なくかっこよくはできるけども、
データ頼りが基本になると、
リズムなんか、聴いちゃいない。

フィルインが鳴ろうと、
リズムのパターンが変わろうと
音色が変わろうと
「当然でしょ」
そんな感覚にも陥ってしまう子もいなくはない。

当時は、工夫して混ぜたりした音色を
保存することができなくて、
曲の合間で
ちょっと音色を変えてみたり、
そんな事がかっこよくて、
いかに、本物っぽく?近づけるか??
そんな工夫が沢山出来た気がします

リズムのボタンを、2個同時に押して
激しいリズムにしたり
なんかゲームのように裏ワザ発見しては
喜んでた気がします。

私が当時習っていたエレクトーンの先生は、
たいていの先生が、
ピアノを長年経験していて、
いつからかエレクトーンもやりだしたのよ、
そんな話をされていたのを思い出します。

それだけ、当時は、新しい楽器だったような気がします。

私は子ども時代ピアノとエレクトーン両方習っていたのですが、
エレクトーンは楽しかったですね~
なんか、
色んなお楽しみが、探せば探すほどあったきがします

当時の先生が、
「エレクトーンと言えば、ボサノバよ~」
多分何気なく話されていた言葉だったんだと思うのですけど、
子どもの私は

あ、そうなんだ!ボサノバなんだ!!

そう思って、小学生のくせに??(笑)
おいしい水、とか、WAVEとか、イパネマの娘とか
大人っぽい曲をうっとり夢中になって弾いていた思い出があります。

ふときづけば。
今のエレクトーンの生徒たちは
エレクトーンと言えばなんだろう??

たとえば、
ディズニー曲。
エレクトーンはきっともってこいな気がします。
リズムの組み込みもそうですが
ティンパニンがでたり、
キラキラ音がでたり、オーケストラボイスもリアルだし。
メドレーもお手の物です。

エレクトーンの進化は素敵です
とても面白い事もできるし、
音色もリアルだし
何と言っても
進化すればするほど
より表現力があればあるほど、腕も知識も求められます。

でも。

たいていの生徒たちは
データがあってナンボ、、、の世界で生きています。

やっぱり。
ボサノバやろうよ、みたいに、
きちんと、ジャンルの中に生きてもらう事もやっていきたい。

私がバンドの仕事を始めたばかりの若~~~~い時、
エレクトーンをやってた、
そんな先輩方にたまに会う事もありました。
結構、味のある演奏されてたことを思い出します。
いろんな事をやってのけられていた。
楽しい演奏する人だな、って。
そう憧れた人もいました。
逆に、クラシックピアノ出身だっていう人は
微妙にバンド的には使えない、、、
そんな感じもあったんですけどね。
(それは人それぞれですが)

もしも、
今のエレクトーンの子たちが、
そんな場面に遭遇したとき、
いい個性が出せるのかな?

いい個性が出せるようなレッスンをしていこう

エレクトーンでなくて
もちろん
ピアノの子にも。

面白い事。
たくさんやった方が、きっと楽しいはずですから。
枠の外?の演奏も、やっぱり楽しんでもらいたい。





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Last updated  2009年06月06日 22時46分22秒
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