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カテゴリ:2-4・レッスン(様々なタイプ)
最近移動してきた子の話ですが。
ようやく、テキストも決め、方針も決め、 お母様にも説明し、 スタートラインに立とうとしている子の話です。 1年間他の教室でレッスンしながらも 本人は、意味不明のままテキストが進み、 テキストと理解力に差があって、 低学年なのに、 ピアノの椅子に座った時点で、ピアノ無理~~みたいな勢いで魂抜けていくような、、、 そんな子なのです。 でも、いいところは、他の子が弾いているのを見ると楽しそうに興味深そうにしている。 まず、自信がない。 歌もささやくように歌うし ピアノも、なんか触るだけのように弾くし 質問しても、とりあえず、 「わからない」と言ってから答えます。 お母さんが一緒にレッスン室にいらっしゃるのも考えた方がいいな。 まだまだ気が抜けなくて、 手を変え品を変えです。 集中力もあまりないようなので、 一つの事をがっちりやると、 もう、体もクネクネしてきて、視線もどっかいってしまいます。 必殺技?は とにかく、アイテムをもう5分つつか? 飽きる前に、次へ行く。 今は、その状態で進めています。 だから、レッスン準備に気が抜けません。 最初は、つかみが欲しいから、 ほんとは歌わせたい。 でも、歌わないんですよね~(笑) だから、 彼女が好きそうな、リズムをやります。 ただ、手を打つだけだと、集中してくれないので、 タンバリンを机において、 スティックでたたかせたり。 できそうなところからやらせます。 そして、やや難しい事をさせつつ できなくて、くねくねしそうな時には次のアイテムへ移行します。 これも、 できないからほっといていいのか?? と思われがちなのですけど、 そうではなくて、 一応、 何ができてないか把握できるように順番を考えています。 2個伸ばすことがわからないのか テンポが取れないのか 休符が先だと困るのか わかったところで、 宿題をだします 「今日は、このリズムをやっておいで」 これもまた、やってくれるように、 得意の色カードに、 そのリズムを書いて、渡します そんな中、 音あてをするのにも、彼女の場合は、もごもご言ってしまいます。 すべての根源は、とにかく自信がない。 そこで、 いってみたら、 「ど」と弾いて、「ど」とあてさせたいだけなのですけど、 あえて、 こんなものも準備しました。 はぎとりのように、 プリントのようにして、やらせるのです。 小学生ですから、テストの経験はあります。 講師側から見ると、 こんなこと書く前に、言わせた方が、たくさん出来るじゃん。って思いがちなのですけど、 彼女の場合は、口ごもりますし、 逆に書くという、その状況が集中しやすいのです。 ちょっと手間は、 いえ、かなり手間はかかるのですけど(笑) ちょっとの手間をかけた方が、断然集中してくれている。 まだまだ時間はかかりそう。 夏休みに入ったので、 レッスン時間を工夫して、同じ年頃の子と前後にしてみました。 一緒に、リズムや、音あてやったら、 刺激もあるかな、と思って。 でも、そのペアの子も、 できたら、できすぎず、おだやかな・・・ 女の子ではなくて、男の子を選んで(笑) 明日は、それでやってみようと思っています。 シュミレーションが必須です。 私があたふたしたその隙に、 彼女は魂抜けちゃうので~(笑) あ~気が抜けない。 何かが彼女の頭でつながったら、 ぐんと楽になると思うのですけどね。 がんばれ、がんばれ。 私もですけどね~(笑) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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