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カテゴリ:13-2・音楽(ピアニスト・演奏家)
頭の中の練習とは
暗算をするように、頭の中で、演奏するのです。 指の番号も、フレーズ感も、ことこまかに考えて。 何調かとか、強弱は?とか。 冷静に、考えるのです。 まさに、シュミレーション。 実際演奏するよりも、結構大変かも?? 夏になると、 受験組がそわそわします。 そんな子たちには 「練習しなくてもいい」 そう言います。 勉強の息抜きのピアノであっていい、そう思います。 あと、都合で、楽器がない そんな子がいるのですが(大学生) ないなら、しかたない。 ないなりの練習もある。 そう、言っています。 練習時間がない、練習する楽器がない。 これ、NGといえばNGですけど。 それは、やっぱり、私の感覚になってしまいます。 その子たちの、感覚も都合あるわけですから、 その子たちにとって、 出来る限りの事を、考えてあげてもいいな、って思うのです。 たとえば、手をけがして、 体そのものは元気なのに、レッスン休むってこともなくていいと思うのです。 受験生なら 家で練習時間が取れないなら、 レッスンでは弾けばいい。 その場で出来ることをどんどんやったらいいんです。 楽器が家にないなら頭の中で弾く訓練をするのもありでしょう。 楽譜を見て、暗算をするように、まさに、楽譜を「読む」 そんな事もありな気がします。 けがをしてしまったら 頭の中の演奏もあるし 歌を歌う事が役立つでしょう。 現実、頭の中での演奏。 それなりに演奏できた経験がないとなかなか上手くいかないかもですが。 この、 頭の中の練習、脳の(昨日から脳、脳、うるさいですけど(笑)) 脳の指令の神経の使い方が同じらしいんです。 だから、実際効果はあると言われています。 指を動かす、という鍛練の部分はおいといて、ですけどね。 私の話じゃ説得力ないですけど(笑) ピアニストのホロビッツもルービンシュタインも! 本番前に、この頭の中の練習を大事にしていたと言われています。 本番前に本番と違う楽器で弾くことで、本番に乱れてしまうというストイックな部分、 頭の中で整理しながらの、頭の中の練習がテクニックを維持するのに効果的だった、 と、述べていました。 よく、言われた経験が多い人がいると思いますけど、 ハノンとかの指練習。 何にも考えないで、100回やったって効果ない。 といわれる事もありませんか?? この不効果は、 意識しない分、自分の都合良いように、 もしくは 間違えたまんま、先生にうけた注意なんか無視したまんま 100回弾いて、指が覚えたら、 直すの、至難の業ですよ(笑)もう、指自身は、100回弾いて覚えちゃってるわけですから! 集中して、考えて、どうやって音をだそう、指をどうしよう そう考えながらの1回の方が、効果があるかもしれない。 それだけ、指動かすだけじゃない。 (時にもちろん必要ですけどね) そんな楽器でもあると思うのです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2009年08月02日 09時06分15秒
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