♪音楽教室日記

譜めくり。
生徒の譜めくりは日々やっていますが、

譜めくりは、何かのステージで、
アンサンブルや伴奏の時、たまに
ピアノ演奏者の左側に、ひそかに座って、
おもむろに、譜めくりする人がいたりします。

そういえば。
パフォーマンス付きの譜めくりの人っていないですよね(笑)
まあ、
あたりまえですけど。

なぜか、落ち付き払った？
冷静な感じで、
黒子のように、ひっそり座っています。

でも、実際譜めくりって結構プレッシャーで、
たとえば誰かに
「譜めくりやってくれる？？」
これ、言われるのすごくいやです。私(笑)

だって、
２枚一気にめくったらどうします？
一瞬ぼ～～っと（しないけど）して迷子になったらどうします？
かすったらどうします？？
かすって譜面めくれなくて、ピアノが止まったら、
他の楽器もとまりますよ！！
地味な出番だったはずの譜めくりなのに
譜めくり失敗して曲が止まるほど
責任重大なものってないですよ～。
って、妄想してしまうのです(笑)

まあ、こういう状況って見たことないですけど。

ある時、アンサンブルを講師演奏でやったとき。
楽譜を縮小コピーしたりして、
工夫して自分で譜めくりできるような状況にしておくのは
わりと定番です。

しかし！！！

本番前のリハをするときに（涙）
私の楽譜がない！！あ～～～私の楽譜は、家のピアノの譜面台の上だ～～（涙）
暗譜はしてない。
とりにも戻れない。どうしよう～～～、、、

もう、しかたなく(笑)
スコアで弾いた経験ありです！
スコアだから、何十ページです(笑)

そんな時、友人の先生仲間が
「私譜めくりやろうか？」
このアンサンブル曲をあまり知らないのに、
譜めくりをしてくれることになったのですが、

読みにくい手書きスコアなのに、
うまいタイミングでピラピラめくるんですよ。

それ以来、私はその友人にかなり憧れています！！
こんな読みにくい楽譜なのに～～
なぜか、安心感的な！
いや～～
かっこよかった。

曲が進むにつれて逆に、横にいてくれて、
演奏の緊張もふっとぶような(笑)
もう、サンキュー☆友人（涙）

とても、落ちつき払ってめくってくれたのですが、
演奏が終わって、舞台袖に戻ってから・・

友人は(笑)
キャーキャーいって、
「この楽譜よみにくい～～合ってた合ってた？？！！」
「え～～合ってた合ってた～～。弾きやすかった～～！！」
「緊張しちゃったーーー。」
「え～～私も私も～～！！」
二人でキャーキャー言った思い出ありです(笑)

もう、女子か！（女子ですけど）
って感じで。

何十年も前なんですけど、
なんだかんだで、それ以来、やけに今でもなかよし友人です(笑)

その後
何かの演奏を見に行くことがある時。
譜めくりさんの落ち付き払った顔を見るたびに
心の中は、きっとキャーキャー言ってるに違いない。

そんな事も思うのです(笑)

そして。
学習経験の成果？？で
生徒の楽譜も自分の楽譜も、余分に持っていくようになったんですけどね。