今日のレッスンで、おもむろに
大きい子に、
「プリペアードピアノって聞いたことある??」
ちょっとラフに、リサーチしてみましたけど、
結果はゼロでした。
そりゃ、ゼロですよね~~。
音楽は、発明である。
そんな言葉を聞いたことがありますが、
作曲者は、確かに、決まった常識を破った前衛的な事をする人は
確かに、発明家ですよね。
ところで。
なんの授業だったんだろう??
和声だったか、なんかソルフェ的な抗議をされていた先生だったのですけど。
変わった先生がいて、
その先生はいつも、アタッシュケースみたいなのを持っていて、
授業が始まると、いつもおもむろに、ケースを開けて、何やらとりだすのです。
そして、終わり近くになると、
おもむろに、またケースを開けて、
荷物をしまい出すので、
あ~そろそろ講義も終わりだな。
って、時計のような??先生でした。
って(笑)
どんな先生??(笑)
いえ、その先生に聞いたのが初めてなんのですけど、
「君たち、ピアノは鍵盤しか音が鳴らないと思ってない??フフフ
弦をたたいても、蓋を開け閉めしても、音楽だって、知ってるかな??フフフ」
なんか、いつも、二ヤリという感じで、
楽しそうに話すのが、
現代音楽の話でした。
そういう授業でないのですが、かならず、現代音楽の話をされていました。
どうやら、そのての音楽が大好きな先生だったようで。
何かにつけて、ひと事付け加えるように
「まあ、君たちにはわからないだろうから、話さないけど。フフフ
まあ、興味がある人は個人的にいらっしゃい。フフフ
チケットもあるから、聴きたい人は、チケットあげましょう。フフフ」
なんか、特徴のある先生でした~(笑)
で、その時に、あの
「無音が続く、タイトル(4分33秒)(作曲者ジョンケージ)」
の話もされていたような、気がします。
多分、その時に初めて、そんな世界があるって知った気がします。
その世界は、もう、音のアートなのでしょう。
わかるわからない、でなくて
心地いい心地よくない、とか
響くか響かないか
そんな世界なのかな。
新しい何かの、音楽の世界で、
音が鳴らないのも音楽で、観客のざわめきも音楽で、
う~~~~ん
ぐるぐるする定義で、定義がないのがそれもまた音楽で
あ~~~
ぐるぐるぐるぐる・・・・
ところで。
プリペアードピアノ。
なんか、プリペードカード??みたい♪
これは、ピアノの弦に金属片とか、ゴムとか、木片を挟んだりして、
ピアノの本来の音を完全に消してしまい、
金属音だったり、
一台のピアノから、様々な音色をだせるようにしたもの、ですが、
私自身得意分野でないので、
普通に、よくわからないんですけど。
ほんと音楽の分野は幅広いです。
歴史があって今がありますが、
昔のものがよいのか、今のものがよいのか?
芸術なのか、楽しみなのか?教育なのか?
この感覚は、人それぞれですね。
はじめて、西洋音楽が日本にやってきたとき、
オペラ音楽を初めて聞いた日本人が笑いをこらえるのが必死だったように。
現代音楽へ発展してきた歴史を見ると、何が普通ってわからないですね。
思いだしたのも、
現在その分野で、活躍されているハウシュカ(ドイツ)
このハウシュカが、コンサートをするようです。
日本で。
パンフレットによると
メロディックであり、りズミックであり、新鮮で軽妙でとあります。
どんな感じなのでしょうね。
そんな世界に興味ある方には、たまらないのでしょうね。
きかず嫌いは宜しくない気もしますが、
まだ、私には理解ができなさそうな気がします。
でも、高校生の時にオペラには意味不明でしたけど、
今は興味津津。
今は、現代音楽意味不明ですけど、
10年後には興味津津になっているかもしれないな~~。
う~~ん
逆に(笑)
ジャニーズに燃えてるかも~~????
先の事はわかりませんけどね~~。
まだまだ知らない世界が沢山ありますねー
原美術館9月スケジュールクリックで、ハウシュカ