ピアノを教えてる先生方は、きっと、
意味が通じてもらえると思うのですが、
やさしい音や、
弱い音を弾く時に、
小さく弾こうとするあまり、ノンレガートになってしまう。
いわゆる、けんばんの上っ面をい弾いて、
1音1音つながらない弾き方で、
ペダルはなれてるから、つけてしまう分、
本人自身、気づいてないという弾き方の話なのですが、、
このタイプは、
わりと、大きめの子が多いのです。
小さい子は、もともと全体が小さいから、ニュアンスの方に重きを置きますから。
大きい子だから、弱くを意識し過ぎてしまう能力?があって、
だけど、趣味的な感じで続けてきました。というタイプ。
でも、そこがなおれば、かなりぐ~~っと伸びれそうなタイプ。
でも、弱い音って結構難しいです。
逆に、コントロールしなくちゃいけないから。
まあ、どの音でもそうですけど~。
ガツガツいっちゃって~~よりも
そ~~っと弾く方が、生徒たち、コントロール困難な気もしています。
その生徒は、
高校生の頃、私のところへ移ってきました。
わりと、くせたっぷりついてる子でした。
でも、練習時間はとっていたようで、
練習は、まあまあやってきます。
でも、表示に、「弱く弾く」とあると、
ノンレガートになってしまうのです。
そこで、
「それは、つながってないよ」
みたいに、指摘しつつ、本人も
「あ~ほんとだ」
といいつつも、なかなかこの癖はとれず、
でも、練習すれば、練習の結果レガートでは弾けるのです。
でも、相当練習した曲ではなおるけれども
普段のレパートリーでは、直すのは至難の業なのです。
だから、初見や、本人が好きに弾く曲は
もう、プチプチ切れぎれで・・・・
これを4,5年続けてしまい、
もう、いい加減(笑)
自分で意識して気づいて弾けてもいいだろう!
結構色々伝授したんですが、なんでかな??
治っていかないのですよ。
その時は直せても、自分で直す事が出来ない。
で。
5秒で治った魔法の技の話なのですけど(笑)
エレクトーンのストリングス音色で、そのパートを弾かせたんですよ。
最初、エレクトーンで弾いても、
プチプチきれる。
リアルに切れているのが、エレクトーンだからか、本人分かる
だから、
あッ!と、いいながら、自分でレガートにするのです。
ピアノで弾くと、逆に気付きにくかったのか??
そしてそのまま、ピアノに移行して弾いてもらうと
あら不思議~~♪そうそう、レガートだ~~~♪
こんなことで??(笑)治ってしまったのですよ(笑)
その後、何事もなく、普通にレガートです。
この4,5年はなんだったのだろうか(笑)
まあ、今までの経験がきっとつながったのでしょうけど。
ああ、こんな事で!!(笑)
でも、結局、自分で意識して直そうという感覚が現実化したんでしょう。
いわゆる、気づきなんですよね。
いわれたら出来るレベルが、自分で気づいて出来る
そこに至ったのでしょうけど。
彼女の場合は、これで成功したのですけど、
まさに、手を変え品を変えなんだろうな。
そこで、本人が気づくものがあれば、す~~っと入っていくのでしょうね。
そう考えると
今まで作成して失敗した謎のアイテムも、
使える子もきっといるかもしれない♪
ほんと、いつも思いますけど、みんな違うんですよね~。
ちょっとしたきっかけが、びっくりきっかけにもなるのですよね。
この仕事の飽きないところ?はこれかもしれないな~
人相手ってこういうことなのかもですね~。