♪音楽教室日記

「これから、きちんとクラシックを聴いてみたいんだけど
　何から聞けばいいですか」

先日生徒から、メールをもらいました。

今まで、結構伝授してたのだけど～(笑)
足りなかったか！？（笑）

彼女は、エレクトーンの生徒です。
結構、弾ける子で、
俗にいう、コンクール系も、ちらちら参加していたような子です。

彼女はそれなりには弾けるタイプなので、
わりと早いうちから
ベタベタなクラシックもやらせたし
スコアを見ることもさせてたし、
ピアノも軽くですけども、レッスンしていました。

その他のジャンルももちろんですが、
わりと、オールマイティーに伝授しつつ、
そして日々、おもむろ質問でも

「古典派と言えば、誰？？曲名もいって～」
とか、
おもむろ質問もしつつ、
さらに、おもむろに？
私が曲の冒頭を弾いて、この曲の作曲者と題名は？？
そんなクイズもだしつつで、
かなりの正解率の彼女でしたが～(笑)

ようやく火がついたのが、今のようです。

彼女は、大学生です。

通り一遍のある程度の知識は知識はついていると思うのですけど、
きっかけは、
大学の友人・・いえ、彼氏？？のようですよ。

その彼は、かなりの上手なピアノっぷりのようで、
どうやら
「俺は、モーツアルトは好きじゃない。やっぱりドビュッシーだ」
そういうらしいのですよ。

私も近現代好きだし、
ドビュッシーってはまりたくなる年頃って、
高校生とか、大学生とかに多いですから、
まあ、よくありがちなご意見？
って感じですけど、
彼女は、その言葉に、
クラクラきたのか？カチンときたのか？？

元来負けず嫌いの勝気なタイプですから、
私と、話している会話の中で
「私も、批評できるようになりたい！！！！」
と、
鼻息荒く？？言ってました（笑）

そうかそうか～（笑）

まあ、そんなきっかけもありでしょう♪

そして、モーツアルトの何がダメなのか知りたいというのですよ～（笑）
そして、私は

「モーツアルト、私は今は大好きだよ
　若い時は、なんか面白くないなって思った時期もあるけど、
　素敵な曲とか沢山あるよ。
　モーツアルト、って言っても、ピアノ曲もあれば、オケもあるしオペラもあるし
　幼少期の作曲の曲もあるし、晩年の曲もあるし
　曲数は何百曲もあるけど、どうする？？どっから手、つけたい？？」

まあ、そんな事をいいつつ、
彼女は、なるほど～～みたいにうなづいていました（笑）

「じゃあ、何から聞こう・・・」
そういうので、
「だったら、モーツアルトとか、作曲者できめないで、よくある
　子どものためのクラシック１００選？？とか、そんなあたりはどう？？」
たとえば↓



そう、薦めました。
もちろん

「こども、ってついていても、子どもの曲じゃないよ。有名どころがあるから
　ピアノ曲だけでなくて、オケも入ってたりするからいいんじゃない？？
　子ども、ってついてるくらいだから、おぼえとけって事じゃない？？」

そういう付け足し？は必須です（笑）

でも結局そこで、好きな曲があれば、そこからつなげていけばいいわけです。
たとえば、
わかりいやすいところで、
チャイコフスキーのくるみ割り人形の、金平糖が気に入ったら、
くるみ割りを全曲入ってるＣＤでも聞いてみるのもありでしょうから。

「間違っても、朝のクラシックとか、そういうのは買っちゃダメだよ。
　たいていが、同じテンポと雰囲気のものを集めてる事が多いから
　全部聞くと、飽きるよ」

そんな事も、いいつつ（笑）
彼女は燃えてました！
というか～～

結局あれだけ伝授しつつ、どうしろこうしろ、
結構アドバイス言ったつもりなんですけど。

恋愛パワー？に、私大負けです（笑）
その、ピアノ弾きの彼に、どうやら負けたくない！！
そこから来ているようですけど。

なんでもいいです♪
わたしにとったら、彼女の身になってくれたらいいのですから♪

しかし。

大負けですよ～～～。
あ～～
一生懸命伝授しつつだったのですけどね
火がつくのは、そんなきっかけかと（笑）

まあ。


ＯＫＯＫ～～～♪
がんばれがんばれ～～♪