♪音楽教室日記

　　

この連弾集、私のレッスンの必須楽譜です♪

中身は、バイエル程度とうたってあるだけあって


この程度です。

クラシック、アニメ、童謡、ポピュラー
４種類あります。
ドレミ出版で、１０００円程度です。

あえて、この簡単レベルがいいのですよ。

初見をしたい。
曲名も覚えたい。
連弾で合わせる感覚も体感してほしい。

中学生くらいになって、
ちょっと弾ける、と思ってきた子たちは、
音符が沢山書いてあって、真黒に見えないと
「簡単すぎるー」
とか、結構生意気なこと言いたくなるのです(笑)

でも。
簡単な曲を上手に弾けるかどうか・・これって目安だと思うのです。
実際、本当に力がついているのかどうかの。

上手な人は、簡単な曲こそ？上手に聞かせられるじゃないですか！
音符がスカスカなのに
上手に聞かせられることこそ、音楽力が見え隠れですよ。

と、思います。

初見となると、とたんに、あせる生徒たちですが
簡単すぎる～～っていった生徒たちには、
「簡単すぎるよね～、じゃあ、プロフェッショナルのように、
　お金もらえる演奏でよろしく～～～～」
そう、伝えて、プレッシャーあたえて？？(笑)初見大会をはじめます。
とたんに、自信なさげになりますが、
そういうと、集中して取り組んでくれる生徒たちです(笑)

そんなこんなで、
私の求めている意味を理解してくれると
このレッスンは、とても、集中タイムになります

しかも、
中上級の子にも使えます。
テンポとか相当私があえてルバートにしたり、やたらアッチェレランドにしたり、
ついてきてーーー
そんなノリにもつかえるのですよ。

しかも。
なかなかレパートリーが仕上げられない子にも、
とてもよいレベルアップ時間にもなっているように思います。

ほんとによく思うのですけど、
レパートリーが進めば進むにしたがって
結構、実は弾けない場合？？
というパターンって、たまにあるのですよ。
なんというか、
中抜け？？的な？？
練習すれば色々できるけど
練習しなくてパッと見て何かができるか？というと
何もできなかったっていうタイプの子。

ソナチネやソナタくらいを弾こうかっていう子達。
曲の練習も大変です。
１曲しあげるのに時間もかかるから。
そして、
時間がないから、大変だから、ってやめちゃうレベルもこのあたりですよね。

以前、講師会議で話題によくあがった
「中高生で、ソナタあたりでまったりするとき、レッスンでの工夫について」
みたいな議題があったのですが

この部分、どの先生も感じる事なんだと思うのですよ。

だって、専門家になる予定でないけど
結構弾けてきて、
でも、学校では忙しくなる時期で、しかし、いろんな曲情報ははいってくる。
しかし。
家での練習曲が大曲１つ
レッスンでもその大曲１つ
それを、１か月、２か月続けて・・・・

まあ、やめたくなってしまう子もいる状況でしょうね。
確かに。

私の場合は、そんな子あたりの子こそ。
こういう練習時間を設けたいと思うのです。

初見にはもってこいで
曲を知る事も出来て
テンポ感とかも連弾だからこそ体感できる
さらなる飛躍に～～と思っています。

と、実感中で、
すっかりヘビロテ楽譜になってしまった、

そんな楽譜集の話です。