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カテゴリ:8-2・楽器・音楽機器
メトロノーム。
我が家にあるのは ゼンマイ式のもので、何十年モノです(笑) 記憶が薄いのですけど 多分、大昔の子ども時代 ピアノを買ったときにおまけで貰った気がします(確か、ですが・・・) まあ、そのくらいは、おまけしてほしいですよね(笑) 数年前に あの、棒についてるおもりの部分をなくしてしまって(犯人息子・・) 役に立たなくなった思い出ありです。 でも、 在庫があれば、そのおもりだけ注文で、数百円でなおります♪ 常々おもうのですが この、いかにもアナログな、メトロノーム しみじみしませんか?? 振り子の原理ですよね。 よっぽどの事がなくちゃ、こわれませんよ。 棒のとこにお菓子さしたり、粘土くっつけたり 棒だけブリッヂさせたり、そういうことしなければですけど。 ・・・ まあ、子どもたち結構やりがちですが・・ ところで。このメトロノーム。 ドイツのヨハン・ネポムク・メルツェルが1816年に発表? したものだそうです。 当時は画期的なものらしく、 曖昧な速度イメージでなくて 速度を数値化したスペシャル斬新な機械 ってことでしょうか?? ただ。 説によるところ、やっぱり粗悪な部分は 今から見ると多いらしく、当時の楽譜のメトロノーム表示は うーーーんあやしい?? そんな見解もある模様です。 メトロノームの楽譜表示の M.M.=90(数字部分は1分間に90拍の意味)は 「メルツェルのメトロノーム」・・・(←これ、ちょっと言いにくいか・・) の略からきているようです。 やっぱり発明モノや発見モノは、 その人の名前が使われますよね~ そうそう。 このメトロノームの文献に残っているところで 最初に使用したのがベートーベンらしいですよ(笑) ベートーベンは新しいものを取り入れたい音楽家だった、ってとこなのか? メルツェルさんが、営業して使ってもらったのか?? 今でいう、スポンサーか?(笑) ここはわかりませんけど。 なんか、ベートーベン、実際知り合いじゃないですけど、 当時の最新型?のメトロノームとか、 好きそうな気がします(笑) 今でこそ、ベートーベンはクラシック音楽の王様的な位置づけですけど、 当時の音楽形態でいったら、 新しい音楽をつくった音楽家の位置づけですよね。 そんなベートーベンが はじめてメトロノームを見て 「おおおおーーー使ってみたい!!」 「このカチカチはなんだーーー!!」 って思いながら、楽譜書いている姿が、目に浮かんでしまいます。 そして、表記しなくてもいい場所でも、 なんでもかんでも、 MM=○○とか、MM=、MM=、MM~~~ もう、しつこいよ!くらいに書いてそうな気もします(???予想・・) って 実際のベートーベン知らないですけど。 まあ、私のイメージで(笑) 多分新しいものは積極的に取り入れる音楽家だったに違いない そんな事も思ったりもします。 何百年もあとになって、たとえば速度標語にある 「あるくような速さで」 この、歩くような速さって、 その時代とお国柄で絶対速度違いますもんね。 そこで、MM=○○とかなら、 多少、違っていたとしても、 作曲した意図も伝わりやすい部分もあるでしょう まあ、そこは結局表現で色々ですけど、 それを残せるMM、メトロノームは やっぱり画期的な発明だったんだろうな~。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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