♪音楽教室日記

ベートーベンの逸話で。

ベートーベンは生涯に
引っ越したことが多い作曲家
だと言われていますが、
元来の変わりものな事から
大家さんに追い出された事も多いようですが
そのひとつの理由で、

外で聞こえる、ベートーベンの作曲中の曲を写譜して
曲を盗む輩がいたという。
それを、その輩は、出版社に売り出しに行ったという

結構この逸話
いろんな本で見かけた思いでがあります。

ひどいよなー
ひどいですよねー
目に見えないどろぼうは、きびしいですよ

でも、音楽も絵も小説も
もはやいまとなれば、オリジナルといっても
何かの体験や経験で
オリジナルと思っていても、
そうでなくなることって多いですよね
きっと。

意図して真似したわけでなくても
そうなってしまうって言う事もなくはないだろうな。
よく、そういう裁判ありますが
判定ってすごく難しそうです。

私は作曲家ではないですが
作曲する場面は仕事でもでてきますが
これまた、
和音進行に沿わせたり
気にいった進行もあったりで、
引出つくるのも、経験あっての事ですしね～
どこからが、どろぼうになるんでしょう。

故意に真似したらだめという事なのかな？
その故意を判定するのも
大変な作業なきもします。

以前。
私もどろぼう？？されたことあります(笑)
以前、生徒のために書いたアンサンブル譜があるのですが、
ある日、
その子の学校のクラスのアンサンブルが
私のアレンジアンサンブルになっていた！！

これね～
ちょっとびっくりしましたよ。
生徒たちに渡した楽譜を
多分子供だから、学校にも持っていったんでしょうね。
そこで、音楽の先生が
これを合奏にしましょう
そうなったようですよ。

私が書いた楽譜は、ピアノ1台エレクトーン３台の曲でしたが
それがサイズとアレンジそっくり
様々な楽器用にさらにスコア譜になっていました。

これ、ひどくないですか？
学校ですから、お金が発生するものではないけど
おんなじ音楽やっている人なんですから
そこらへんの倫理感は持ってほしかったです。

生徒はまだ、何が悪いかとか
小学生だからわかんないですし。
それ以来、
生徒に渡す楽譜には、これでもか！って言うくらい
どうでもいい楽譜だったとしても
署名入り楽譜を使うようになりました。

まだあった(笑)
これは、私がいけないんですが、
エレクトーンのデータの作成をしたとき
プロテクト機能がついていても
簡単にコピーができる時代がありました。

教室に忘れていってしまったとき、
フルコピーされてしまった思い出もありますよ。

まあ、たいしたデータじゃなかったから
まあ、あきらめもつく程度でしたけど・・
ひとこと言ってくれたら、
差し上げてもいいようなデータでしたから
別に大丈夫なものでしたけど、
作る方は大変ですよ。
それをものの数秒で持ってかれた悔しさは・・・

そうそう
泥棒といえば・・・(笑)

「先生、我が家に空き巣が頻繁に入って、今は家にお金置いとけないんですよ」
そんな大人の生徒がいました。
頻繁って・・・
空き巣ですよ！
在宅してたら大事件になるかもですよ。
怖い怖いって・・
気をつけないとって話してたのですけど
どうやら、おまわりさんも呼んで大事件になったようです。

ある日その生徒が
「先生！空き巣犯・・・！！！
　実は、

息子
でした・・・涙・・・」

えええ～～(笑)
笑っちゃいけないですけど、
高校生になる息子さんが、お家のお金を拝借？していたようで
いやいや
色々ですね・・・