ひさしぶりに
美術館にいきました。
今は、ゴヤ展が上野でやっています。
ゴヤ。
私にとっては、薄い存在です
音楽題材が多くないのと、ロココ的な雰囲気
そこが私にとっては、
やや遠い存在にさせる感じの作家と思っています。
ゴヤはスペインの作家です。
歴史画、宮廷画家、デフォルメしたグロテスクな絵、そんな印象があります。(私考)
ハッピーというより、アンハッピー。
さらにいうなら、2文字なのに、なんだか名前が覚えにくい(笑)
そんな印象??
私は絵を見るのは大好きです。
いつのころからか?
音楽題材の絵って結構あるんだ~
そんな事を気がついて、
そこから、派生して、おもしろい。とか
この時代はそんな楽器が!とか。
結構、時代の風俗というか、
そんな一場面がのぞけるのが、結構楽しい事を気づいてしまった感じです。
勝手な自己想像?しても楽しいし
ちょっと興味が深まれば、その作者を知ろうとします。
おおお、心に闇を抱えてるんだとか・・汗
デフォルメされた絵をみて、
おおお、こんな思考を持つのかな??とか
絵そのものもですが、人物そのものに面白さを感じたり、
その作者の絵のアルバム?みたいな冊子というか、カタログを見ると
その人の一生分の頭の中の一部が見えるような?
そんな楽しさを感じてしまう。
絵も音楽も、
切り取られた、その1作品を楽しむのとは別に
その人の思考、感覚を感じられるのも
芸術の面白さかとおもうのですけど、いかがでしょう??
そして、たいていが
非一般的で、やや、恐ろしさも感じてしまうのですけどね。
これは、音楽家はさらに、そう思いますけど。
楽しさと深すぎる暗さの差
音楽にも絵画にもありすぎる。
鑑賞する側にしたら、
できたら、楽しい部分で、楽しんでいたいと思いつつ
とりあえず怖いもの見たさもありつつ?
そんな芸術考です。
盲目のギター弾き (1778年)・ゴヤ
題材的に
乞食的な・・、、、そんな事が書かれていました。
うーん。時代の感覚を垣間見れます
この当時の音楽風景が浮かびます。
演奏する人、聴く人
それぞれの表情が違いますから。
この画像じゃ見えにくいですが・・
音楽的にスペインといえば
アルベニス、ファリャ
な、感じですけど、この絵の時代と比べるならもっと後ですね
スペインといえば、私の中では
フラメンコと、フラメンコのギター弾きの
イメージはあります。
すごく、熱い感覚の。
もしかしたら、ゴヤの絵から歴史や感覚も引き継いでいる
スペイン人の音楽感性かも???
そんなことも、
勝手に想像して楽しめる、私の芸術考です。
こんな連弾の女性たちの絵もありました
絵も音楽もひっくるめての芸術・・・
う~ん
表裏一体?紙一重??
なんていう??
区切られたひとつの絵、曲もそうですが
芸術って
その流れたその人物の観察?
これもまた、はずせない楽しみの一つかもです。
おもしろいこと、しらないことは
まだまだ沢山あるみたいです