カテゴリ:食べ歩き
先日は、夫婦で「和工房 ひより」に行ってきました。海老名の駅から歩いて10分くらいかかるし、お店の目の前まで来ても場所が分からない・・・(-_-;)という本当に「隠れ家」と言っていい立地のお店です。
付け出し 左上が、ほうれん草のお浸し。かかっている鰹節の香りがふわっ!ときて、こんなに香りの良い鰹節ってあるのね、って言った感じ。右上→こんにゃくのピリ辛炒め。薄味で上品さを感じます。左下→鮭の和風テリーヌみたいな感じのもの。和風の味付けなのでさっぱりしていて、鮭の味も引き立っています。右下→大根を薄味仕立てで煮たもの。ダシがじゅわ~~!っときていい感じ。 刺身 どれも新鮮で美味しいのですが、特にすごいな~と思ったのが、サバ。自分は本当はサバの刺身は苦手なのですが、これはサバの臭みがなくって、もっと食べたい~~!って思ったほど。サバの刺身でこんな風に思ったのは初めてです。 焼きもの 白身魚は上にチーズがかかっています。オーナーの村上さんはイタリアンのシェフの経験もあるそうで、このあたりにそれを感じるかな、と思います。何と言ってもふわ~~!と柔らかくとろけるような食感の焼き魚って食べたことなかったです。肉のほうは牛肉の炭火焼。炭の香りが口いっぱいにひろがって美味しいです。 こちらの牛肉は、粗塩で頂きます。2種類お好みで。 煮つけ 煮魚の王道の金目鯛。2人で1尾食べてしまいました。魚の「ふわ!」は、まさにここに良く表れていて、身が煮て「しまった」感が全然ないのです。もしひよりに行って一品だけ味わうのなら、迷わず私は煮魚をオススメします。 揚げ物 右側は白子のから揚げ。左は・・・・・すみません、忘れました。衣がサックリしていて、揚げ物もとっても食べやすいです。 土鍋ごはん 土鍋で一時間じっくりと炊く土鍋ごはん。今回土鍋ごはんはズワイガニでした。丸ごと炊いた後、身をほぐして出してもらえます。 2杯目からは、薬味を載せてダシを注ぎ・・・・・ ひつまぶし風でも頂けます。カニの上品なダシの風味がじっくり効いていて、また最後のお焦げも香ばしくって、〆にはもって来い!の逸品です。 デザート盛り合わせ 最後には、デザート。デザートまでお店で手作りしているところって珍しいと思います。チーズケーキは、お母さまの秘伝のレシピらしく、洋菓子店の美味しいチーズケーキより美味しいかも。黒ごまのムースはごまの香りが良くって、甘味アッサリ。 お店には、店名と同じ銘柄「ひより」の焼酎が置いてあるんです。思わずボトルキープしてしまいました。 「ひより」は、原料の芋も黒麹も鹿児島産の厳選素材を使っている焼酎です。キレと力強さを持った焼酎。 今回のお会計は、2名で18000円。主人は前から店主の村上さんのことを知っているらしく、「おまえのところはさ~ボッタクリなんだよ!!」と行きもしないのに言っていたようです。その主人が、「こんなにすごいのだから、金を取るのが良くわかった、これからは、定期的に行く」と言っていたのです。確かに、1人9000円は1回の飲み代としては、高いかもしれませんが、これだけのすごい技を見せられては、それが全然惜しいと感じられないんです。当日も満席で、電話での問い合わせのお客様を断っていました。中身がしっかりしていれば、立地の悪さなんて関係ないんですね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2016年01月25日 09時06分33秒
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