LA STANZA CHIARA　〜キアラの覚書〜

２００７／０５／２１　lunedi
介護認定更新の為に、89歳を主治医に連れて行かなくてはならない。
体調が悪くて連れていくわけではないのでいいのだが、
体力が徐々に衰えていることは確実で、こちらの不安はきりがない。

殆ど伝い歩きでやっと歩ける状態なのに、相変わらず、
杖はつかない、車椅子も余程でないと拒否。
ともかく、このところ痛みを訴えることはないので、なんとかなるだろう。
我が家近くの小さなクリニックが前々からの主治医で、駐車場もない。
いろいろ考えて、往きは、タクシーで迎えに行き、帰りはうちの車で送るのがよさそう。

11頃迎えに行ったら、１Ｆのデイサービスの方で、パズルみたいなものをやっていた。
そのまま連れ出して、クリニックへ。
前もって頼んであったのだが、いつもの看護師さんも、おらず、
待合室は、いつになく混んでいて、大先生もいらっしゃらない様子。
ふとカレンダーを見ると、明日から３日間休診となっている。
どうやら、大先生一派は、お出かけかも・・・
主治医の若先生と、受付の看護師さん１人だけ。

「この頃、お身体いかがですか？」
　「何処も痛いとこありません」
「お食事は、召し上がれますか？」
　「はい、何でも戴いてます」
「夜は何時頃お休みになりますか？」
　「９時か10時には休んでいます」

何の問題もないかのような問診。
その後、血圧測って、採血して・・・

車を家にとりに行く間、いつもなら、看護師さんが見ていてくれるのだけど、
今日は人手がないようなので、tamを呼ぶ。

無事送り届け、スタッフに報告して家に戻ったら、tamが、
「おばあちゃん、まだ授業中なのに、突然chjaraが入ってきて、
　どこも悪くないのに、病院連れてこられて・・・って言ってたよ」

相変わらず、全く勘違いの世界にいる。