テーマ:今日のお出かけ ~(8177)
カテゴリ:まちづくり・保存
2007/07/01 domenica
半年振りで、静岡に行ってきた。 *借り手があったらと、不動産屋さんに頼んである、89際が使っていた家の、 その後の経過を訊くこと。 *88歳になったばかりの、89歳の従姉妹を見舞うこと。 *そして、古い友人の家を訪問すること。 始めの2項については、我が家は只今大改装中で、家を空けたくなく、 気になりながら延び延びになっていたこと。 そこへ、友人から、この春講演を聴いた先生がいらっしゃるから、と誘いを受け、 日曜日で、職人さん達もお休みなので、チャンスとばかりに日帰り。 3時に先生ご到着の予定というので、その頃を見計らって行った。 長屋門の前の小屋に、ノウゼンカズラの赤い花が 夏拵えの玄関でおとなうも、返事がなく、どうやら裏の方で話し声がする。 すでにご一行さま到着しており、真っ先に裏の廻ったようだ。 今年も、裏庭の木の枝にはモリアオガエルの卵が。 去年訪れたときには、ペラペラと頼りなかった図面も、今回はしっかり表装されていた。 建設当時の御当主の記録と共に、今後大切な資料として扱われるものだ。 訪れるたびに、美しい発見があり、先生方の間からも、建物への賞賛と共に、 守ってきたこの家の人々への賛辞が繰り返される。 どんなに素晴らしい文化遺産も、所有している方の理解がなくては、 維持することが出来ない。 一足先にお帰りになる先生方を送りながら、門を出ると、そこにはむっとした熱気が。 日本の住宅は、夏向きに造られてきたと、昔学習したことを思い出す。 「ず~っと放ってあった田圃に、人を頼んで稲を植えて貰ったら、 随分風が涼しくなりました」 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2007年07月09日 08時42分32秒
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