カテゴリ:音訳ボランティア
2007/07/11 mercoledi
いよいよオープン間近の図書館に、書類を出しに行ってきた。 そして、この間の運営委員会で渡されたという、PC録音のマニュアルを貰ってきた。 「まだ、ほんのさわりだけです」 というのだが、デジタル化への準備が少しずつ進んでいる、ということか。 それにひきかえ、録音室は・・・ 数日前、業者から見積もりが上がってきたからと、急遽集合がかかった。 前回、音響設計さんと綿密にデータ録って、最良ということで決めた仕様では、 かなり高額になり、補正予算を組まなくてはならない。 そうすると、議会の承認が必要になるので、9月とか10月とかになってしまい、 とても待てない。 そこで、音響的に質を落とすことなく、仕様を変えて、何とか納まる額にした。 それでも、正式に契約できるのは8月始めか中旬になり、それから工事にかかるので、 8月末からの、雑誌録音には間に合わないという話しだった。 とにかく私たちが、その日にOKを出さなければ、日程は更に遅れるという。 そこで、それまでの間、旧図書館を使用するとなると、 その経費が百万単位でかかることになり、予算オーバーになる、という。 じゃ~どうすればいい? 自宅録音で、人数を確保するのは、もう限界。 そこで、同席していた設計やさんと話して、 雑誌録音にかかる、8月25日までに、録音室だけは使えるようにする。 残りの工事は9月12日の第2校正終了後にする。 施工側と相談して欲しい、と提案した。 ところが、翌日会長のところに役所から、 そういうやり方は、養生にお金がかかるから不可能 と言ってきたという。 私は、そんな金額は、交渉次第で、問題にならない金額になるはずだ、と返事した。 そして、会長が、直接建築業者と話してみると、 いやいやそんなことではなく、役所内の手続きに時間が掛かって間に合わないらしい。 業者の方は、すでに、私たちの提案に添って実現すべく、動いているという。 そして、役所の方は?と言えば、その期間限定で旧図書館を開けるのであれば、 ○十万円くらいで済むから、という。 が、その問題にした、養生の費用は、実はそれ以下。 これはいったい、どういうこと? そもそも、こちらの要望を無視して、設計変更をした結果、 吸音・遮音対策がまるで出来ていない録音室が出来た。 その後の、一連の私たちの行動は、役所の建築に関わった人達の面子を潰し、 最後の最後で「言いなりにはならんぞ!」というところを見せつけられたのか? 何とも不可解。 ともあれ、利用者をこれ以上待たせることは出来ない。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2007年07月16日 10時37分48秒
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