テーマ:今日のこと★☆(105703)
カテゴリ:こんな日
2007/08/25 sabato
昨夜遅く、叔母の死が知らされた。 数年前生死を彷徨った後は、従姉妹のYちゃん一家と一緒に暮らしていたのだが、 昨年Yちゃんが公舎に入らなくてはならなくなって、 また元のマンションでの一人暮らしになっていた。 電話はそのYちゃんが、出張先から掛けてきたものだった。 マスコミなら老人の孤独死と報じるのかも知れない。 新聞がたまり、TVの音が聞こえてるというので、マンションの管理組合の方が心配して、 警察やら消防やらが出動することになってしまった。 こんなこともあろうかと、周りが案じ、オバチャン自身も覚悟の上の 一人暮らしだったのだけれど・・・ 「オバチャン可哀想なコトしちゃったね~」 昨夜は遅くまで、従兄弟達の間で電話が飛び交った。 今日のお昼過ぎ、遺体がお寺さんに来ているというので、会いに行く。 朝の列車で戻ったYちゃんと、昨日1番先に現場に駆けつけたMくんが居た。 話しによると、22日の朝の新聞はとってあって、TVがついて、ちゃんと洋服に着替えて、 倒れていたのだそうだ。 診断は虚血性心不全。 みんなの頭にあったのは、熱中症。 しかし、21日の夜には、Yちゃんの電話に留守電に、オバチャンの声で、 「みんなが心配するからクーラー入れてるわよ」 家の冷蔵庫には水がいっぱい買い込んであったという。 そういえば、数年前の肺塞栓も夏だった。 兄弟4人の命日が、1月下旬に集中しているので、その季節は気を付けないとね、 なんて、みんなで言い合っていたけれど、オバチャンに関しては、 気を付けなければいけないのは、夏だったのかも知れない。 生涯配偶者も子供も持たず、甥姪達とその家族にいつもやさしく心を掛けてくれた。 その思い出と共に、悔いを残した哀しい死だった。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2007年08月29日 11時11分15秒
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