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LA STANZA CHIARA 〜キアラの覚書〜

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2007年09月05日
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カテゴリ:教会
2007/09/05 mercoledi
マザー・テレサが亡くなって、もう10年になるという。
今も、志を継いだ多くの人が活動していて、いろいろ報道されたり、
本屋には、関連書物が、いつも沢山並んでいるので、亡くなったことなど忘れそう。

マザー・テレサ メモリアル没後10年の追悼のミサがあるというので、
近頃ご無沙汰している教会に行った。

司式は白柳枢機卿。
かつては、よく教会構内でお姿をお見かけしたのに、
教区長を辞されてからは、
すっかりお目にかかる機会がなくなった。
現教皇選出のコンクラーベの後は、お疲れで、
入院なさったりしたと伺っていたのだが、
いまはもう、すっかりお元気なご様子。

マザー・テレサ追悼2

マザーの3回の来日の折のお相手は、この枢機卿だったので、
沢山の思い出をお持ちのようだった。
ホームレスを見て、日本にも修道会が必要と感じられて、
直ちに、シスター達を送られると言うので、その為の施設を用意されたのも枢機卿だった。
蟻の街で見つけた古家に手を入れたのだが、お湯が出るようにすると言うのを固辞された。
インドと違って、こちらの冬は寒いのだからと言っても、聞き入れて貰えなかった、
というエピソードが披露された。
そして実際、間もなく2人のシスターが送られてきて、少しずつ人数が増え、
男子修道会も出来て、今ではすっかり、日本で大きな働きをしてくれている。

確か最初の81年来日の時には、tamが幼稚園にいたので、
近くでお目にかかることができた。

ただのオバーサンだったよ

今でも、思い出すと、tamそんな風に言う。
でも、ホントのただのオバーサンだったら、覚えてなかったのでは?
と思ったりもする。

マザー・テレサ追悼3

最後に、日本にいるマザーの修道会のシスターが、マザーと同じ白地にブルーの
サリー様の修道服で祭壇に上がり、ご挨拶された。

マザー・テレサ足
[Photo by Sr.S.Shirai]

聖堂の端には、マザーを初めて日本に紹介した、シスター白井の写真がパネルで展示され、
大勢の若い方達が、群がっていた。
中には、写真の間にちりばめられた、マザーの言葉を、携帯の写真に納めている者もあり、
マザーのメッセージが、21世紀の若者達の心に届いていることを実感させられた。

パイプオルガン

ミサの終わった後も、オルガンの音の響く聖堂の中では、そこここで、
シスター方を囲んで、談笑する人々が、いつまでも見られた。





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最終更新日  2007年09月08日 18時21分58秒
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