テーマ:旅のあれこれ(10256)
カテゴリ:教会
2007/09/16 domenica
「朝の祈り」までの時間、付近の散策に出る。 「門を出て、右の方に行ったところに白鳥が居るわよ」 と言われて、湖畔沿いに歩いていこうと思ったのだけれど、 湖畔沿いの土地は、皆それぞれ所有者だか権利者だかが、柵を設けていて、 抜けられないので、一旦道路に出て、また少し行ってから湖畔に出る。 みんなどっかの敷地内というわけ。 レストランだったり、○○大学の山荘だったり。 結局白鳥は見つからず、富士山も見えず、修道院に戻る。 左手には、イエスを抱いたマリア像があり、 植え込みには、コスモスが咲き乱れている。 右の建物は、 かつて、親が育てられない子を預かる ホームだったようだが、 今はもう子どもはいない。 この時代、必要が無くなったわけではなく、 実際、東京にある同じ修道会のホームでは、 まだ大勢の子供を預かっている。 お世話をするシスター達も、高齢化で数も減り、 続けていくのはだんだん難しくなっている。 門を入って真っ直ぐ行った茂みの中に、密やかにルルドがある。 建物にそって右に行くと左手が聖堂。 これもいたって地味な作りだが、そのシンプルさが、落ち着きを感じさせる。 朝早く、どこからか聞こえてきた歌声は、このお聖堂からだったのだろうか・・・ いつもと違う時間が流れていく。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2007年09月22日 16時42分13秒
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