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LA STANZA CHIARA 〜キアラの覚書〜

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2007年12月31日
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カテゴリ:こんな日
2007/12/31 lunedi
いよいよ今年も終わる。
とんでもない1年だった。

2月4日の火事に始まって、その月末に転んで、歯を折り、
一月後に、右手首の痛みが続くからと整形外科を訪れたら、
キーンベック病という、初めて聞く病名。
それも、結局手術しかないというステージまで進んでいた。

その間も、使える部屋で不便で窮屈な生活をしながら、保険会社との攻防があり、
ようやく、5月になって、家の修復が始まった。
それも、居ながらの工事、新築時とはいろいろ企画が変わっており、
当初の予定より大工事になって、延々8月まで懸かってしまった。

7月末には、手の手術。
全く右手が使えない状態から、リハビリに通いながら家の片付けも、
思うようには進まず、それでも、少しずつ生活が戻ったところに、
ゆうたの死が待っていた。

火事の後、ゆうたの衰えは目に見えていたが、それでも、未だ、
介護が待っていると、それなりの内装も考えて、外には立派な小屋も出来て、
準備していたのに、あっけなかった。

90歳は、グループホームにいたのが、ホントに幸運で、
もしも家にいたらと思うと、ゾッとする。
彼女が使っていた部屋には火が入り、失ったものもあるが、生活の場は、
最早ホームにあるので、何の影響も受けずに済んだ。
しかし、年は争えず、歩行器なしでは歩くのも難しくなって、
このお正月には、家に連れてくることも無理かも知れない、と案じていたところ、
24日から入院、病院での年越しになってしまった。

肺炎と言われ、最悪も考えなくてはならなかったが、幸い薬が効いてるようで、
熱が下がり、白血球の数が少なくなるのを待つところまで来た。
元気な時は、まだまだ、大丈夫、と思うのだが、やはりこんなことがあると、
先が読めなくなる。

「もう、これ以上悪いことはないわよ」
と、多くの人がいってくれるけれど、ホントに、来年は、いいこといっぱい欲しい。






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最終更新日  2008年01月07日 13時28分38秒
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