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LA STANZA CHIARA 〜キアラの覚書〜

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2008年03月08日
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カテゴリ:講演会・講習会
2008/03/08 sabato

昭和の暮らし博物館展示品

「あら~、これからご飯?」

講師と館長を囲んで、賑やかに盛り上がった懇親会を終え、奥の部屋から出て来た所で、
誰かが言いました。
いえいえ、この懐かしい食卓は展示品です。

今年も昭和のくらし博物館の「火鉢を囲んで建築の歴史」シリーズが始まりました。
このシリーズも、いつの間にか、もう第9回だそうです。
私が参加するようになってからでも、もう数年は経ってます。
 
昭和のくらし博物館 ここの館長、小泉和子さんは
 家具の歴史の研究家で、
 文化財の審議委員。
 一番残らないものは、庶民の生活だ
 という思いから、ご自身の育った家を
 私設博物館として開放なさいました。
 
 1951年築の金融公庫住宅です。
 ここには、庶民の暮らしが残されています。
 
 今日の講師は、住宅の歴史に詳しい、
 内田青蔵先生
 このシリーズには欠かせない先生で、
 追っかけとかファンを自称する方が、
 何人もいらしてます。
 

内田先生のお話しは、大正時代の住宅
昨年に続く、郊外住宅の話になるわけで、郊外住宅を作る目的は、
都市への人口の流入の問題と同時に、元気の無くなった農村に人口を増やすことで、
活性化させることにあったということです。
そして、この時期に、住宅が接客中心ではなく、家族中心になり、
居間を第一に考えるようになった、ということなのです。

このシリーズ、今年あとは、15日に大和智先生の石見銀山を例に世界遺産の話
29日が、建築写真家の増田彰久先生が西洋館についてお話しなさることになってます





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最終更新日  2008年03月18日 21時31分25秒
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