LA STANZA CHIARA　〜キアラの覚書〜

２００８／０３／３０　domenica
お花見日和、といわれた昨日は朝から病院でした。
今日も１日引き籠もり。

90歳のグループホームでも、今日お花見をするのでと、お知らせいただいてたのですが、
こんな咳していくわけにも行かず、さりとて、他の方の家族がいらしていながら、
誰も行かないのも、と思って、nonに行って貰いました。

ホームの隣が丁度公園になっていて、桜がとてもきれいなのです。
公園に行ってもよし、そうでなくても建物の中から十分楽しめます。
なにしろ、その日にならないといろいろ決められない、お年寄りの状態ですから、
常に代案も用意しなくてはならないので、何かを計画するのも大変です。




帰ってから話を聞くと、やはり、室内からのお花見だったようです。
「オバーチャン風邪引いてるみたいだった」
年末のように、酷くならなければいいのですが、ちょっと気になります。

私のお花見は、と言えば、友だちのお連れ合いが焼いた小さな備前の花器に、
孫が近所の公園で拾ってきた花を活けてみました。
桜餅は、薄い皮で、こしあんを巻いた関東風。
昨日、ちょっと元気が出て、デパ地下で買ってきたのですが、
桜餅と言えば、殆どが道明寺粉を使った物。
関東風の、桜餅を探すのが結構大変でした。
見れば、出店している和菓子屋さん、殆どが、京都、近江とか金沢、松江など、
関西文化圏でした。
やっと、自由が丘の蜂の家で見つけてきました。



矢っ張り、この方が、桜の葉の塩漬けとの味のバランスがいいように思うのですけど。
そういえば、道明寺は、昔は白くて、椿の葉が乗ってたと思います。
近頃見なくなりました。