LA STANZA CHIARA　〜キアラの覚書〜

２００８／０４／２４　giovedi
今日の対面朗読の利用者さんは、ちょっと楽しみなのでした。

何年か前、初めて依頼のあった時、担当の職員から電話貰ったのですが、
「chiaraさん、時刻表読めますか？」
　「え？時刻表って・・・」
「列車の時刻表です」
　「なんか、特別な読み方があるのですか？」
「いえ、普通に、どこどこ何時発、とかでいいんですけど」
　「なら、大丈夫と思いますけど」
「よかった～、そんな物見たことないという人もいるものですから」
時刻表見ることなくて、旅行など、どうやって決めるのだろうと、その時は、
不思議に思ったのでした。

今日は、時刻表はなくて、「鉄道ファン」という雑誌でした。
大きな記事は、すでに、前の人が読んであったようで、
細かいトピックスのようなところを読んだのですが、その殆どの内容は、
彼はすでに知っていることなのです。
鉄道マニアといわれる人達の、半端じゃない熱さは、視覚障害があろうとも変わりなく、
今日読んだ記事の中で、もっとも大事だったのは、どうやら、このゴールデンウィーク中に、
渋谷のデパートで開催されるイベントのことだったようです。

そこで販売されるグッズを買うことと、シミュレーションを体験したり、
模型を走らせること。
連休中のことであり、しかも小学生以下は無料だったりする中、いつ行くのがいいか？
それが問題で、結局、初日の朝早く、グッズを買いに、学校の始まる最終日に、
走らせに行くということにしたようです。
たった１週間のイベントに、２回も出掛けていくというのですから、流石です。

私もこういった話に全く関心がないわけではなく、楽しく読んでいるのですが、
新幹線の最高記録を出した500系が、早くも「のぞみ」から引退する
という記事が１番気になったものでした。



初めてのぞみに乗った時、その揺れ方に驚き、その次に乗った時には乗り物酔いをし、
国内は、飛行機使いたくない私も、流石にのぞみに乗るくらいなら飛行機、
と思ったのですが、あれはみんな500系だったからでしょうか。
スピードよりも居住性ということで、700系が採用されるみたいです。