テーマ:毎日の暮らしの中で(531)
カテゴリ:こんな日
2008/05/07 mercoledi
お節句も過ぎたというのに、何だかしわ餅が食べたくて、 でも、流石に昨日の疲れが残っているのか、デパ地下まで行く元気ありません。 何処かに和菓子屋がなかったかと、頭を廻らせて、 護国寺の前の古いお菓子屋さんならあるだろう、といってみることにしました。 文京区音羽通りは、5代将軍徳川綱吉が、生母桂昌院により創建された護国寺に通う、 御成道でした。 この真っ直ぐに伸びた道の突き当たりが護国寺です。 私の知る昭和の終わり頃までは、道の両側には、 このような木造の2階建ての商家が並んでいましたが、 道路の拡幅工事が始まったと思ったら、次々と取り壊され、 今はもうこの1軒しか見当たりません。 これとても、いつまで頑張っていられるのか、心配で仕方がないのですが・・・ 道路が広くなり、古い商店の代わりに建ち並ぶマンション群は、どれも同じようで、 確かこの辺にあった郵便局で、序でに用事を済まそうと思っていたのに、 なかなか見つかりません。 思ってたよりだいぶ江戸川橋寄りでした。 ここで、もっとも目立つのは、なんと言っても、大手出版社の講談社です。 護国寺寄りに超高層の社屋を建てましたが、旧社屋も残しています。 どうせなら、目障りな雑誌の陳列ケースも位置を変えて、 正面の綺麗なポルティコを見せて貰いたいものですが。 そういえば、剣士の憧れ野間道場も取り壊しになってしまったとか。 やはり、利益追求の為には、建物は犠牲になってしまうのですね。 さて、護国寺の直ぐ前にあるお菓子屋さんは、創業明治20年ということです。 残念ながら味噌餡は売り切れで、粒あんを買ってきました。 オバーサンと呼びたい2人がお店番でした。 店の隅に、食べるコーナーがあるらしいのも、以前から気になっていたのですが、 今日のお柏の味次第で、こんど来てみようと思いました。 そして、夕食後食べた柏餅は、なかなかでした。 皮がしっかりしているのが美味しかったです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2008年05月09日 21時59分43秒
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