LA STANZA CHIARA　〜キアラの覚書〜

２００８／０４／０８　giovedi
殆ど２か月ぶりのマッサージ。

「どうですか調子は？」
「相変わらず、肩と脚の付け根」

しばらく振りのSgさんときたら、何だか凄いことになってます。
いつもスポーツ刈りかボーズかってヘアスタイルが決まりなのに、ただ伸びてて、
髭まで何だか・・・顔中真っ黒みたい。

「伸ばすの？」
「切りたいんですけど、暇が無くて･･･」

確かに、最近更に忙しくなってる様子。
もっともこんな夕方の時間帯に来たこと無かったから、ということもあるけれど、
４人がフル活動です。

「今度、もう一人増えるんですよ」
「じゃ～、ローテーションで休めるようになるわね」

とにかく、床屋も行けないなんて、異常です。
そもそも、チャンと休みもとれるようにって、独立したんじゃ～なかったかしら。

「ここって、見つからないですよね～」
隣で、Smさんにやって貰っている学生さんが言います。
開業して、外に看板出す間もなく、口コミだけで、
こんなことになってしまったのです。

そこへ持ってきて、スポーツ選手には指導までするのですから、
お休みもなくなってしまいます。

「同じクラスに野球部の子が居て、来たいって言ってるんですけど」
隣の学生が訊いてます。
「どうぞどうぞ。大学何処？出身高校は？」
「○○大学。××高校出身」
「ショートかセカンドで、△△っていわない？」
「なんで知ってるんですか～？」
さすがSgさん。
私の母校の野球選手も、私より知っているのです。

なるべくシーズン中に、ほぐしてあげたいから、なるべく早く予約取るように、
などと言っている。
学割料金も設けて、若いスポーツ選手が来易いようにしているのです。
僕らも、そうして貰ってきたから・・・というのです。