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2008/06/03 martedi
いつも通り抜ける雑司が谷霊園内の道の脇に、新劇の父と言われた、 島村抱月が眠っています。 墓碑には何やら難しいことが書いてありますが、字も難しくて、よく読めません。 ♪カチューシャかわ~いーや 別れーの辛さ~♪ トルストイの小説を基に島村抱月が脚色した「復活」の舞台が大ヒット。 主演の松井須磨子が歌う劇中歌「カチューシャの唄」は大ヒット曲になりました。 そして、よくある二人の恋愛スキャンダルが話題になったのでした。 ところが、抱月はスペイン風邪にかかり急逝。 松井は抱月の死後も公演を続けたものの、やがて抱月の後を追って自殺。 20世紀前半の話です。 私だって、母がこの歌をよく口ずさんでいたので、知っているだけです。 ところが、このお墓はもぬけの殻 高齢で管理が出来なくなったからという遺族の頼みで、 故郷の島根県金城町(現・浜田市)へ里帰りしたのだそうです。 墓碑はファンや学者のために残してあるというのですが・・・ ドクダミに今にも埋もれそう。 スキャンダルで文芸協会を除名されたそうですが、近くの早稲田大学との繋がりから、 学生さんでも訪れるのでしょうか。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2008年06月11日 06時21分46秒
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