LA STANZA CHIARA　〜キアラの覚書〜

２００８／０６／２９　domenica

90歳は、相変わらず食べてません。
「今日は4口」
看護師さんに訪ねると、そんな返事が返ってきます。
それでも、38度以上の熱を出したりするのだそうで、
明日、専門の先生に見てもらって、嚥下機能の検査をするそうです。
それと同時に、寝たきりにならないように、リハビリも始めますとのこと。

それはとても嬉しいニュースなのですが、何しろ、
本人に気力がないように見えるのが気になります。

そして、そんな90歳を毎日見舞う私も、
なんだか無気力になってきているような気がして、
帰りに一寸買い物をしたりしてるのですが、最初は面白いと思った100均も、
何回か行くうちに飽きてきて、そうそう買いたいものもなくなってきます。
ただ道端の花が、見とれるほど見事に咲き誇っています。


歩道の端、ガードレールの内側、僅かな土地を利用しての植え込みです。


珍しい紫陽花に足を止めます。
墨田の花火という名だそうです。



どなたが丹精されているのか、見事な菖蒲が並んでいます。

当初予定の、そして経過次第ではもっと早く退院できるから、
といわれた２週間はもうすぐです。