テーマ:身辺雑記(4360)
カテゴリ:地域
2008/07/05 sab.
私の住む区では、今、区役所の建て替えが検討されてます。 実のところ、バブル最盛期、他区の区役所が次々と立派になっていった頃、 同じように壮大な計画があったらしいのです。 それは勿論頓挫して、その後阪神の地震の後、大規模に免震工事をしたのですが、 最早、それでも、設備その他に寿命が来たり、現状に合わないことから、 業務をあちこちの建物に分散して何とかまかなってる状態。 そこで、再度建て替えの話が出てきたのですが、最終的に、 現在の場所に、新庁舎を建てる案と、 比較的近くの廃校の土地を利用して新築する2つの案が残りました。 更に細部の検討をした結果、現在のところに建て直す場合の仮庁舎のことなど、 主に費用を考えると、違う場所に立てる案が有力になっており、 議会など、最終的な決定をする前に、区内の十数カ所で、説明会が開かれています。 今日の午後、我が家の近くで、それは当に、新区役所が来るかもしれない 廃校の体育館でありました。 30数分の役所側の説明のあと、質疑応答になりました。 あらかじめ用意されてたのか(サクラ?)、賛成意見が述べられたあと、 様々な反対意見、注文などが出てきました。 その多くは、地元の人たちの不安だったりするのですが、 かなりエゴイスティックなものもあります。 例えば、自分のとこはビルを建てたのだけれど、一寸大雨が降ると、 地下が水浸しになるので、常に土嚢を用意しておかなくてはならないというのです。 区役所を建て替えるより、周辺のインフラを整備するのが先だと。 しかし、私が思うには、周辺の排水状況に合わないようなものを建てる、 ということの方が問題だと思うのだけれど・・・ そのような危険を回避する工法は当然あるはずで、ただし、 建設費がかなり上乗せされることになるので、見送られ、 それでも予定通りのものを建ててしまうという、よくある話ではあるのです。 むしろ、区役所を建てる付随工事で整備されるのではないかと思うのです。 他にも、静かだった住宅地が・・・というようなこと。 時代とともに、今や副都心といわれるようになってしまったのですから、 これも諦めるしかないでしょうし、役所が来たからといって、 喧噪な街になるとは思えないのですが。 そして又、私の後ろにいた2人。 最初の説明の間も、なにやらぶつぶつ言ってたと思ったら、早速発言です。 ところが、この地域の人ではなく、区内でもかなり離れたところに住んでいるという。 随分前の免震工事にかかった費用を無駄遣いと、非難始めたのです。 しかも、その件について、役所側がさらい細かく説明しようしとしても、 それを遮って、又発言するのです。 明らかに、なんらかの意図を持ってやってきている(これも又ある種のサクラ?) と思いました。 アジテーターというつもりで来たのでしたら、これは失敗。 誰もこんな煽動には乗りません。 そりゃ誰だって、あれは無駄だったかもしれないと内心思っているかもしれません。 でもそれは、幸い大きな地震がこれまでなかったからで、保険みたいなもの。 今日は一応、皆で未来を考える場であり、過去のことを責める場ではないのです。 この2人背後にどんな組織がついているのか、確かめたかったりします。 我が家周辺では、大歓迎です。 何しろ近くなるのだし、今の区役所は、小さな飲食店などに囲まれており、 あんまり近寄りたくないような環境のところにあるのです。 それにしても、まだまだ先の話なのです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2008年07月20日 14時34分22秒
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