LA STANZA CHIARA　〜キアラの覚書〜

２００８／０７／０９　mer.

呼吸器受診の日。
H先生になってから、待ち時間がめっぽう少なくなりました。
会計もすっかり慣れたのか、スムーズです。
でも、薬だけは待ち時間60分と出ていて、ホントにそのくらい待つことになりました。

薬引換券の番号が、AとBとに分かれているのですが、その区別が分かりませんでした。
私の薬でも、Aの時とBの時とあるのですが、薬の種類が違うわけではないのです。
後で確かめたら、５種類を超える処方の場合Bになるのだそうです。

前の席にいたおじさんが、Bばっかり出来て、Aがちっとも出来てこないじゃないか、
とカウンターの人に文句言ってます。
かなり荒っぽい言葉です。
今出来ますからとか何とかなだめられて、とりあえず席に戻りました。

すると、隣に座っていたごくごく普通のキャップを被ったおねーさんが、
「他の人だってみんな待ってんだから・・・」
とか言ったら、それが気に入らなくて、そのおねーさんに向かって、
馬鹿野郎の連発で怒ってます。
おねーさんは諭すように、おとなしく待ってなさいというのですが、
怒り狂って今にも手を出しそうです。
おねーさんの方も、穏やかな物言いですが、周りに迷惑になるような声を出すなと、
食い下がります。
カウンターの向こうからも、男性職員が、
「おやめください！お待ちください！」
と制止するのですが、こいつが余計なことを言うからいけないんだとか何とか、
言いつけて矛先はおねーさんに向きます。
「こっちは個人的な事情があるんだよー、何も分からないくせに黙れ！」
「みんなだっていろんな事情あるけど、おとなしく待ってるじゃない」

まもなく男性の方の薬が用意されて受け取ってましたが、
またもやおねーさんに捨て台詞。
いつの間にかそばに来ていた中年の男性職員に促されて出て行きました。
ところがおねーさん、気が収まらないのか後を追います。
男性職員が振り向いて、おねーさんをなだめ、やっと戻ってきました。

その後、おねーさんの薬も直ぐに出来ましたから、
何事もなかったように去っていきましたが、
おなかの中は煮えくりかえっていたのではないかと思います。

何しろ、セクハラ言葉の連発浴びて、私だって加勢したいくらいだったけど、
周りにいる人たちはみんな病気持ちで、騒ぎを大きくするわけにはいきません。

殴ったとかなら即警察、ということなのでしょうが、こういう言葉の暴力、
何とかならないものでしょうか。