テーマ:介護・看護・喪失(5282)
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2008/08/08 ven.
いつもより一寸早めに病院に行ったのですが、エレベーターの中に、 車椅子の90歳がいました。 PTの先生に付き添われていましたから、地下のリハビリ室からの帰りのようです。 部屋に戻ってベッドに上がる時、また痛い痛いと騒ぐのではないかと思ったのですが、 「ちょ、ちょ、ちょっとまって・・・コワイ」 さすがPTさんというのか、痛いとは言わずに無事ベッドの上に納まりました。 ひょっとして、このコワイが、90歳のキーワードかもしれません。 この150床程度の規模の病院というのは、かなり苦しいのでしょうか。 そのしわ寄せがいろいろ設備の面に見られます。 その1つがベッドで、90歳の使っているものは、昔ながらの高さが高いものです。 勿論、起き上がらせるのも手動です。 見回すと、自分で、上り下りできる人は、低いベッドです。 今は、電動で上下も動かせたり、起き上がらせたりというものがあるのに、 これでは看護師さんの負担も大きいでしょうと思います。 この前、外泊から帰ってきた時には、丁度お昼で、車椅子で食べるというので、 「じゃ~、後で、取りに来ます」 と、グループホームの車椅子をおいていってくれたのですが、 「よかったわ~、貸してくれるんですって~」 などと、看護師さん達が言ってたりしたこともありました。 「今日は、歩行器で歩きましたよ、2m弱ですけど。 これまでも、歩けるんじゃないかと思っていたんですけど、ご本人が、 イヤだ、出来ないというものですから」 ここでも、コワイというのがキーワードになっているのかもしれません。 そのあと、ケースワーカーさんが来て、 「なんだか、ご飯食べてるみたいですよ」 と、目を輝かして報告してくれました。 IVHを自分でもぎ取ってしまってから、再度付ける様子はなく、 これではまたどんどん落ちていく、と心配していたのですが、 特に窶れていく様子が見えなかったのは、食べてるってことだったのでしょうか。 今日は2つも嬉しい報告を貰うことが出来ました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2008年08月15日 09時35分42秒
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