テーマ:介護・看護・喪失(5317)
カテゴリ:グループホーム
2008/08/23 sab.
またまた夕立に遭いそうなお天気なので、早くと思ったのですが、 家を出る時には、もうポツポツしていました。 傘も折りたたみでなく、大きいのを持って、歩きです。 涼しいと言ってもやっぱり歩いていると結構蒸し暑くて、 ホームに着いた時は汗をかいていました。 部屋を覗くとベッドは空っぽです。 寝てないと言うことで一寸ホッとします。 居間のテーブルの一番向こうの席から、私を見つけて手招きしていました。 入院前は、私が行っても顔を覗き込まないと気がつかず、あげく、 「あら、来たの?」 「今日は、なんの用?」 など、冷たい反応だったのに・・・やはり2ヶ月の病院生活は寂しかったのでしょうか。 テーブルでは、近くの専門学校の実習生が、一人でしゃべっています。 此処には、殆どいつも実習生が来ているのですが、ホントにいろいろです。 ヘルパー2級とかの資格を取るための学校のようですが、資格は取れても、 実際に仕事としてやっていけるかどうかというと、これはまた別。 なかなか難しいものだとつくづく思います。 傾聴ボランティアというのもあるそうですから、話し相手をすることも大事な事。 でも、今日の年配の方は、で~んと自分が座り込んで、しゃべり続けています。 黙って聞いている人もいれば、絶えずその辺を歩いている人も、 同じテーブルに座っていても他のことをしている人もいるのですが、 そういう人たちに、全く関心を示しません。 私の他にも、家族が来た人もいたのですが、ちょこっと会釈しただけで、 自分のことを入所者相手に、しゃべり続けてるだけです。 すでに社会的経験を積んだであろう方が、新たに資格を取ろうと思うからには、 それなりの覚悟というか、心構えとか抱負があったと思うのですが、 何か勘違い?という気がします。 病院から戻ったばかりの一昨日は、ヘルパーさんに随分心配かけた91歳のようですが、 だんだんに食べるようになってるみたいです。 でも、やっぱり好きなものに偏りはあるようです。 まあ、91歳にもなって、嫌いなもの、無理に食べなくたっていいとは思うのですが、 ある程度の体力は必要だし、それには食べなきゃ・・・難しいところです。 病院で寝たきりの時とはまるで表情が違って、トイレも自分から行きたいというので、 2人介助で大変ですが、本人も少しは頑張るのでいいようです。 実際、日毎に動きがよくなっていると言われました。 「ずっと車椅子に座っているのは疲れるだろうからと思って、 部屋のベッドに寝かせたら、おおきなこえでよぶんですよ~。 一人じゃイヤみたい」 ケアマネさんが笑って話してくれました。 やっぱり帰って来られてよかった~。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2008年08月24日 15時30分42秒
コメント(0) | コメントを書く
[グループホーム] カテゴリの最新記事
|
|