LA STANZA CHIARA　〜キアラの覚書〜

2008/09/16　lun.

最近は、移動祝日というのが多くて、分かりにくいことがあるのですが、
今年はきょう15日が敬老の日。
ちなみに、今日が満月なのに、十五夜は昨日。
いろいろややこしいです。

朝早く、町会からお祝いのカステラが届きました。
昔は、金一封が、町会と区と両方から出たものですが、いつの間にかなくなり、
カステラだけになりました。

それとブドウを少し買って、グループホームに届けに行きました。

着いた時は部屋でお昼寝中。
爆睡に見えたのですが、おやつの時間だからと、ケアマネさんが行くと、
すぐ目を覚まして、私を見ると、
「あら、帰ってたのね」
って、私はど～なってんの？

ベッドから車椅子に移るのも、随分自力で出来る部分が多くなりました。
痛い痛いと大騒ぎするので、介助はなるべく最低限にしているというのが、
功を奏しているように思えます。

そして、テーブルに着いてしまえば、後は私はいてもいなくても同じ。
なので、ケアマネさんといろいろ話します。

この間平井先生にお願いしたものの、粉だったので、みんなで心配していた薬も、
どうやら無事に飲んでるようです。
食べ物にしろ、昔はNGだったものが、認知症になったらOKになるというのも、
不思議なことです。
例えば高血圧だったのに下がった、ということなら、忘れることでストレスが減った、
という説明が付くのですが、超偏食で、絶対に食べなかったものを、平気で、
好きだという。
何とも不思議。

甘いものはイヤ、脂っこいものはイヤ、生臭いものはイヤ、
香りのあるものはイヤ、ふわふわぐじゃぐじゃした頼りないものはイヤ、、、

今はぜ～んぶOKです。

「じゃ、今日は帰るからね。また来るから」
「そうね」

帰る私の方を振り向きもしないのです。
どっか旅行でもしてこようかな・・・