テーマ:介護・看護・喪失(5321)
カテゴリ:91歳
2008/09/23 mar.
昨日から、今朝までず~っと捕まっていたブログがあります。 それは、難病障害を持つお姑さんの介護に当たった、30代前半の方自身の心の葛藤を、 振り返って綴ったものでした。 この方は認知症ということではなかったようですが、 主介護者には常に自分との戦いがあります。 共感するところ、今ならちょっとちがってたのでは?と思うところ、 いろいろありますが、170章に渉るものを一気に読んでしまいました。 読み終わって、午後グループホームに91歳を訪ねました。 「気がついたら、部屋の入り口の手すりにつかまって立ってたりするんで危なくって」 退院から1ヶ月とは思えない、スタッフの方も驚く復調ぶりです。 でも、話すことは相変わらず別世界です。 「何の話?」 と、時々口を挟みたくなるのを我慢して聞きます。 「はじめまして、わたくし、Sと申します。大変お世話になってるんですよ」 入所者の一人が、私のところに丁寧にご挨拶に見えました。 母より少し後、2年半くらい前にお入りになって、 勿論、いつもお会いして、お話もしている方なんですが・・・ 母の肩に手を置いて、親しげに話しかけます。 S「私、そろそろおいとましようと思うのよ」 91歳「私も4時か5時には帰るつもりなの」 S「あらそうなの。じゃあ、またお会いしましょうね!きっとよ!」 そう言って離れていったのですが、しばらくすると、 スタッフになにやら私のことを訊いてる様子。 そしてまた傍に来て、 「はじめまして、わたくし、Sと申します・・・」 このあと、母が少し横になりたいというので、部屋にひきあげるまで、 この方は、もう1度ご挨拶に見えたのでした。 以前nonが言ってました ここの人たち、まるでままごとしてるみたい~ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2008年09月24日 01時14分06秒
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