LA STANZA CHIARA　〜キアラの覚書〜

2008/10/19　domenica

長年のかかりつけ医には否定され続けてきたのに、呼吸器科で喘息と診断され、
半信半疑だった頃、ネットでいろんな情報を探しました。
その時、一番分かり易く、また疑問に即答えてくださったのが、
喘息を克服するためのホームページです!の清水巍先生でした。

その先生を囲む喘息患者の集まりが、今日、王子であったのです。

毎年全国各地で行われるのですが、私はいつも参加している訳ではありません。
でも、今回は、会場がわりと近かったこともあり、午前中の講演から、
お昼を挟んで分科会、全体会、親睦会と、初めて、全部通して参加しました。

この先生の素晴らしいところは、ご自分のご存じな情報を全て患者に公開することです。
それは、学会で得たものであったり、製薬会社から貰ったものであったり、
医師向けのネットからのものであったり。
勿論、医学的に素人の私たち患者に分かり易いように話してくださるのです。

そしていつも口癖のように仰ることは
【主治医は患者自身】ということです。
だから、自分の知ってることは全部患者さんにも知ってて欲しい。
その中には、患者さんから自分が教えて貰ったこともいっぱいある。
忙しい中、患者との交流を持つことも、自分の楽しみなので疲れたりしない。

先生の業績は何年か前「本間賞」受賞という形で讃えられました。
その名の本間先生という方は、私が今お世話になっている大学病院に、
私大としては初めての呼吸器科をお作りになった方だと、
今日清水先生から伺ったのでした。

長時間の集まりで、最後まで耐えられるかどうか心配でしたが、何とか頑張れました。
でもやはり、かなり疲れたことは否めません。