LA STANZA CHIARA　〜キアラの覚書〜

2008/11/11　mar.

ようやく録音室が空いて、午前中吹き込み。

随分悩んだのですが、前回までに入れた、プログラミングのコードの部分を、
入れ替えることにしました。

intとかmainとか、よく出てくるプログラミング言語は、そのまま
イント、メインとだけ読んでいたのですが、初出の場合だけ、
アルファベット読みも付けることにしてみました。

int は、イント　アイエヌティ　
main は、メイン　エムエイアイエヌ

といった具合です。
全部をこんな読みしてたら鬱陶しくなるので、あくまでも初出の場合だけです。
まあそれもまた、先に行くと初出かどうか判断が怪しくなったりして、
面倒だったりするのですが、校正の人を頼ります。

利用者の方は、大概音声変換ソフトを使ってPC上のテキストを読んでいると思うので、
その場合は殆どアルファベット読みではないかと、思ったりするのですが、
本が、ある程度プログラミングの出来る人を対象にしていることを考えると、
全部が全部アルファベット読みではどうかと思うのです。

とはいえ、私がプログラミング言語が分かるわけではないので、
果たしてこんな風に読んでしまっていいのか不安があります。
そんなわけで、アルファベット読みも入れておこうというわけです。

例えば　stderr　という語の場合、
stdはIT用語辞典でエスティーディという読みが出てくるのですが、
errの部分は出てこないので、推定でエラーと読みました。
このエスティーディエラーという読みがもし正しくなかったとしても、
アルファベット読みを付加しておくことで、
この録音の中では、こういう風に読んでいるのだな、と分かって貰えるわけです。

ただ読むだけと言っても、こんな風に、いろいろ考えなきゃならないことが沢山あります。

ということで、すでに終わっている第1巻の終わりの方を入れ替え、
次に来たときには、第2巻から始められるようにしておきました。

ホントは明日・明後日も録音室を確保してあったのですが、
図書館サミットに出ることになり、明日午前中だけ残し他はキャンセルしました。

ところが、図書館を出て直ぐ携帯が鳴りました。
またグループホームからです。
熱はないのですが、咳が酷くなるばかりなので、明日病院に行って、
咳止めでも出して貰って欲しいというのです。

結局、明日は午前中も録音できなくなっちゃいました。