テーマ:今日のこと★☆(106273)
カテゴリ:教会
2009/02/01 domenica
南米ボリビアで30年近く働いているK神父が、年に一度帰国し,私たちの教会に来て、 ミサを司式し、そのあと講演をして下さいます。 私たちには想像も付かないような貧困の中で、明るく生きる南米の人たち。 80%以上がカトリック信者なので、結婚式やお葬式に神父は呼ばれます。 「神父さん、ハモニカ忘れないでね」 と言われて必ず演奏するのが「アメイジング・グレイス」なのだそうです。 18世紀、イギリスの奴隷線の船長だったジョン・ニュートンは ある日大きな嵐に遭遇し、死に直面したとき、 生まれた初めて初めて「神様、助けてください」と叫んだのでした。 幸い命は助かり、その後、彼が7才のときに亡くなった母が残してくれた聖書を読み始め、 後に牧師となったのですが、 「こんな愚かな、どうしようもない者をも神は救って下さった」 という恵みを歌ったこの歌が、現地の人たちはとても好きなのだそうです。 ミサの冒頭でこんな話をしながら演奏して下さったアメイジング・グレイスは、 有名な歌手の歌うものより、ずっとずっと心にしみ入るものでした。 神父の働きぶりは、 曾野綾子さんの近著に取り上げられています。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2009年02月08日 15時21分15秒
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