LA STANZA CHIARA　〜キアラの覚書〜

2009/03/24　mar.

今月は、我が班がお当番で、雑誌「歴史読本」を読む。

特集記事は「城」関係。
県毎に紹介されていて、読み物と言うより殆ど観光パンフ。
都道府県別に城ベスト10というのだから、一体日本中に幾つの城があるのか？
勿論現存しているわけではなく、城跡しかない物、復元されている物等だけれど、
それにしても沢山あるものだ。
というか、殆どは地元に人しか知らないんだと思う。

読むのはやさしそうだけど、細かい記事が一杯で、編集が大変。
90分テープ3本にまとめるので、まずチョイスしなくてはならない。
各地方から万遍なく、そして、なるべく誰もが関心のありそうな、
例えば、大河ドラマの舞台になってるとかゆかりの城は入れた方がいいでしょう。
なんて具合に選択していきます。

次に、1～3巻どの面を誰が担当し、時間を計算して1巻A面からどれを入れていくかを
決めていきます。
ところが、この時間の計算というのが微妙で、1頁3～4分位で数えるのですが、
読み手によるということは勿論、でもそれ以上に困るのが写真やカットです。
結局実際に下読みしてみないと分からないということで、2・3日後に、
各面の担当者がそれぞれ1-Aの人に連絡を入れることになります。

ここまでで編集会議は終わりです。
このあとは各自、ルビのない地名だの人名だのの読みの調査です。
これがまた、こういった歴史物だとやっかいなのです。