LA STANZA CHIARA　〜キアラの覚書〜

2009/03/27　ven.



「オレのハンコがいるというから、その辺で買ってくれといったんだけど、
　無いって言うからうちのを届けてくれ」

出張先の関白からこんな電話が来たので、初めて会社に行きました。

届け物を頼まれることはしばしばですが、いつも本人に渡すので、
駅の改札まで来て貰います。
ですから、会社がどのビルに入っているのかは聞かされていましたが、
行ったことはありませんでした。

関白の会社は○○A・○○B・○○Cと分かれているのです。
さて、指示は経理とだけで、AなのかBなのかCなのか聞いてません。
どうせ同じ会社のような物だから分かるのだろうとあえて質しもしませんでした。

家を出る前に、これから持って行くので、大体このくらいの時間に着くからと、
電話を入れておきました。
この時最初に出た人は、

「○○Aでございます」と言いました。

ところが、電車が遅れて乗り継ぎが悪く、予定時間に着きそうもなかったので、
途中で、遅れる旨の伝言を電話したところ、

「○○Bでございます」と出て来ました。

でも、話は通じたようなので別に心配はしませんでした。

さて、会社に着いて、入り口に受付の電話で名乗ったと頃、出て来たのは、
Mさんという人でした。
しかも戴いた名刺を見ると、経理なんかではなくて、
もっとずっと上の方のようでした
おまけに、ハンコ云々のことなどとんとご存知ない様子
でも、

「一寸分かりませんが、経理にそういう者がいるのだと思います。
　責任持って確実に渡しますから」

そう言ってエレベータまで送ってくれました

外に出て、とにかく渡したけど別人のようだったと、関白にメールを入れたところ、
届けなくてはいけない相手は、
Mさんではなく経理のOマネージャーだったのです

私の頭の中で、いつOさんからMさんにすり替わってしまったのか、
さっぱり分かりません
この所、酸欠なのか、いろいろ変なことやってます
それにしても会社もAなのかBなのかCなのか・・・
紛らわしすぎます

これを機に、私の信用失墜で、ツカイッパ卒業させてくれるといいのだけど