LA STANZA CHIARA　〜キアラの覚書〜

2009/04/11　sab.


復活祭は、春分の次の満月のすぐ後の日曜日、明日です。
325年のニケア公会議で決められたといいますから、随分古くからのお約束です。

１週間前の枝の日に始まった聖週間のクライマックスは今夜の復活徹夜祭。

写真はミサが始まる直前で、会衆は後ろに集まっています。
このあと真っ暗に照明を落とした中、復活の象徴である大きなろうそくを持って、
司祭団が入場します。
そして、会衆はその後に続いて席に着きます。

大きなろうそくの火が、入り口で渡されたみんなのろうそくに分けられると、
堂内に鐘が鳴り響き復活が告げられます。

ほんとに徹夜するわけではありませんが、なが～～いミサです。
聖書が何カ所も読み上げられ、聖歌もこの日の為のものを歌い、
洗礼式を挟んで２時間半かかりました。

でも私は、このミサが、年間通じて一番好きなのです。

この日の受洗者は16人、明日のミサでは3人の方がプロテスタントから、
変わられるそうです。
プロテスタントの方はもう洗礼は受けていらっしゃるわけですし、
同じキリスト教のわけですから、改宗でもないわけです。
ただ、同じ教会員になるということで、入会式とかいうのです。

明日はミサの後のイースターパーティで、この方達のお祝いします。