LA STANZA CHIARA　〜キアラの覚書〜

2009/04/17　ven.


イタリア語教室の帰り、同じ方向に乗るYさんの家は、お庭も広そうで、
バラをいろいろ植えているようです。

「今ね、モッコウバラが満開。ほんとは白が欲しかったんだけど」
　「うちも黄色だけど、買ってから1度も咲かないのよ～」
「え～っ！どうして～？選定してる～？」
　「植木屋さんが切ってるけど・・・」
「それ、ほんとにモッコウバラなの～？」
　「え～っ、モッコウバラって買ってきたのよ。今年ダメだったら新しく買おうかしら」
「それなら白にしなさいよ、白」

本のふた駅ほどの電車の中で、そんな話をしていたのですが、
帰って庭のモウコウバラを見てみたら，蕾がついているではありませんか。
まるで、私が、新しく買い替えるといったのを聞いていたかのように。

ほんとに買って何年になるのか。
葉ばかり繁り、茎ばかり伸び、でしたが、やっと蕾がつきました。
それもほんの数個。
何とか無事咲かせて欲しいです。