カテゴリ:音訳ボランティア
2009/05/27 mer.
今月音訳当番の雑誌「歴史読本」。 特集は大谷吉継っていわれても、 だれ、それ こういう名の知られてない人物の登場は,あまり有り難くないのです。 まあ、こんな雑誌を定期購読する人はマニアってことで、 誰でも知ってる人ようなばかり取り上げても怒られちゃうのかも知れませんが、 私たちにとっては、だいいちに調査が難しいということがあります。 主役が知られてないのですから,その周辺の登場人物など知るよしもなく、 また資料も少ないのです。 私たちが知りたいのは、その人物がどんな人なのかなんてことはどーでもよく、 ただ、読み方が分かればいいのです。 これがなかなか もともと、何かの資料をそのまま引っ張ってきて書いていたりするので、 「これはどーよむの?」 と、当の著者に訊いてところで不明だったりするのです。 偶に著名作家でも、読んで聞かせる事を想定してないから,などと堂々と公言なさる方も、 いらっしゃるのですが、このような雑誌に書かれる方はましてや、と思われます。 また、今回もそうなのですが、取り上げてる人物がマイナーならば、 その記事の著者もマイナーで、いかにも文章書き慣れてないという感じで読みにくい、 というのも辛いところです。 そして、元になってる資料が、郷土史みたいなものであったりすればこれはもうお手上げ。 こういう悪条件が、今回は全て揃っています。 第一巻を担当する私の所に、目次を作り為に、それぞれの読む作品とその所要時間を、 知らせて貰うはずになっているのですが、それがなかなか届きません。 どうやらみんな、悪戦苦闘しているのかも。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[音訳ボランティア] カテゴリの最新記事
|
|