テーマ:本のある暮らし(3283)
カテゴリ:音訳ボランティア
2009/07/21 mar.
なんだか似ているのです。 音訳のために預かった「プラチナタウン」を読み始めて直ぐに感じたのです。 そして最後まで、ずっと付いてきました。 3年前に読んだ森澤茂「一流の田舎町」(農山漁村文化協会)。 もう細かいところまでは記憶していないのですが、こちらは小説ではなく実録。 確か、町役場の職員全国公募に応募して、町に乗り込み、改革を実行していった話でした。 そして一方の「プラチナタウン」は、小説でありながらも、ドラマチックな場面や、 ロマンチックな場面があるわけでもなく、最後まで期待したどんでん返しもないまま、 やっぱり淡々とレポートみたいな感じで進んで行きます。 しかも舞台はどちらも東北のようです。 楡周平という作家との出会いも初めてなのですが、他の作品の書評やら、 著書のキャッチコピーから、何となくもっと愉快な小説を勝手に想像してました。 表紙カバーだけが、ヤケにおどけて見えるのですが・・・ イヤイヤ、町の行政なんぞ、このように茶化してOKというメッセージなのでしょうか。 それでも、400頁余という大作。 さて録音となると、1頁2分半かかるとして・・・? 90分テープなら10本を超える長丁場です。 特に長いからといって、小説なら苦になることはありません。 問題は、しっかり文字化されてる東北弁 助っ人欲しいです~ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2009年08月07日 23時31分58秒
コメント(0) | コメントを書く
[音訳ボランティア] カテゴリの最新記事
|
|