テーマ:旅のあれこれ(10252)
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2009/08/30 domenica
昨夜の宿はどうやらスキー宿みたいです。 芸術祭の広~い会場の、それも奥の方にいましたから、宿への距離は一寸したものでした。 山道に入ってからもかなり走って、トンネルの手前で電話を入れたら、 「幾つ目のトンネルですか?」 と訊かれたらしい。 幾つものトンネルをくぐって、やっと着いた時には、もう日が暮れていました。 今朝起きて、窓から外を眺めると、辺り一面霧です。 その中をツーリングでしょうか、何十台ものバイクが走っていきます。 ざっと見回してみますが、散歩コースなどなさそうで、 お風呂に入って朝食を食べたらチェックアウトです。 さて今日はどれを見ましょうか? とりあえず宿から十日町方面に行くとして、TVなどで紹介されている、 ゴームリーをまず観に行くことにしました。 ところがこれもまた延々と山に分け入ります。 といっても、そんなところでもしっかり舗装されてますから、 何の問題もなく行き着けます。 でもそんな山の中を、若い人たちが、 次々とやってくるのです。 しかも徒歩だったりするのですから驚きです。 作品にそれだけ魅力があるということなのでしょうか。 まあ、いずれも、美術とか何か、 こういった関係の勉強をしている方達、 と思えなくもないのですが。 一歩家の中に入ると、壁を抜いて梁と柱だけになった家の中、 一面に張り巡らされたスチールのワイヤ。 一瞬、おお~ その複雑に交差されたところに、何か表現されているようにもみえるのですが、 判別できませんでした。 タイトルは「もう一つの特異点」 これもまたよく分かりません。 その後は迷走しながら最後にたどり着いた、これも初回から評判になってたのか、 宿泊施設でもある「光の館」に行きました。 でも、これは腹の立つほどつまらない、作品というのもどーかと。 やはり外国の人の作品なのですが、どう見ても日本的なものを模倣して継ぎ合わせた、 という感じしか受けられませんでした。 お昼も大分廻って、食べるところもないまま湯沢に向かいました。 途中十日町の駅付近でイベント協賛のお蕎麦やさんを探し、 そこで食べたお蕎麦が、とても美味しかったので、 何とか気を取り直して帰路についたのでした。 全体として、芸術作品として出展されているものより、 雄大な里山風景に魅せられた旅でした。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2009年09月13日 15時46分51秒
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