テーマ:グループホーム(5)
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2009/09/05 sab.
8月中の何処かの土曜日に家族会を開きたいということを、 ひと月ほど前に聞いていたのですが、結局9月にずれ込んで、今日になりました。 最初話を聞いたのは、所内で転倒事故があり、骨折して入院してる方がいる。 その対応について、家族からいろいろ申し入れがあって、みんなの考えを訊きたい、 ということでした。 今日そのいきさつを聴いてみると、倒れた時にスタッフは皆台所とか、 トイレやお風呂の介助で、リビングには誰もいなくて、現場を見ていた人はなく、 事が起きてから発見。 その後も、認知症の本人の訴えでは、骨折ということは考えられなかったので、 床に倒れていたのをソファに移動。 その上で救急車を呼んだ、という状況だったそうです。 しかし、提携病院では、整形の担当医がいないからと断られ、探して次に近い病院に運び、 全身のX線を撮ったところ、腕と大腿骨頸部が骨折していた。 大腿骨頸部骨折については手術が必要であるが、運ばれた病院では手術が出来ず、 再度提携病院に問い合わせたら、受け入れて貰い、手術も無事済んで、今も入院中、 ということで、今現在不満があるわけではなさそうです。 そんな経過の中で、家族が問題にしているのは、 第一に、最初に動かしてしまったということ。 このことに関して、酷い内出血を起こすことがあり、命取りになると、 搬送先の病院で言われたと、繰り返し訴えていました。 そして、提携病院が断ったと言うこと。 これに対し、グループホーム側の対策として、 常にリビングにスタッフを1人は配置する。 事故の際には、何はともあれ真っ先に救急車を呼ぶことが示されました。 そして、提携病院とは更に話し合って協力を求めていく事が提案されました。 が、その後の協議で、認知症が進んだヒトばかりの中で、万全と言うことは有り得ない。 たとえ隣に立っていたとしても、よろけたのをとっさに支えらるとは限らない。 家族が出来ないからお願いしているので、家庭で出来る程度のことをしてくれれば十分。 救急車は、家族には事後承諾で構わないので、直ぐに呼んで欲しい、などという要望が出されました。 殆どの人が入所3年以上経過し、要介護2くらいで入ってきたものの、今は4とか5。 台所に入る人も殆どいなくなってる状態。 スタッフの負担は大きくなるばかりです。 実のところ、中でも当該利用者は、力も強く声も大きいのですが、殆ど車椅子。 でも、そこから無理矢理立とうとしたり、遠くの物を取ろうとしたり、 危なっかしいところを見ているほかの家族も多いのです。 なので、第3者から見れば、怪我の可能性は十分予測できたのです。 でも、気をつけるようにとか、動かないでとか言って分かる状態ではないし、 マンツーマンで誰かが貼り付いていることも出来るわけはなく、 不可抗力と思った人が多いと思います。 でも、当事者の家族にしてみれば、そうやって言いたいことがいろいろ出てくるのでしょうか。 特養とか、他のグループホームでは、入院1ヶ月とかで、容赦なく出されてしまうという話も聞きます。 実のところ、入所者の家族にとっては、それがもっとも不安なところ。 でも、このグループホームは、看取りまで出来るようにと、今、往診して貰える医師を捜しており、 すでに候補が3件くらいあるというので、安心して帰ってきました。 私はといえば、相変わらず声が出なくて、しかもなるべく声を使わないようにといわれているので、 ホントの所、も少し喋りたかったのです~ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2009年09月06日 14時57分16秒
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