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LA STANZA CHIARA 〜キアラの覚書〜

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2009年09月27日
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カテゴリ:カテゴリ未分類
2009/09/27 domenica

まちづくり倶楽部関係で、面白い講演を聴いてきました。
といっても今日は半分だけ。
また来月続きがあるのです。

講師は地元の歴史研究家伊藤栄洪先生。

面白い話というのは、今の目白駅山手線の直ぐ外側に、
江戸時代のある時、あっという間に巨大なお寺が建ち、
またあっという間に取り壊されたという話なのです。
勿論、今は跡形もありません。

11代将軍家斉の寵愛を受けていたお美代の方の実父である僧の野望で、
大江戸の尻尾のあたりと呼ばれた鼠山に、28000坪余の広さを持つ、
感応寺の本堂が完成したのは、天保7年(1836年)12月。
たちまちあたりは賑わいの地に変貌し、江戸の新名所になったのでした。

ところが家斉が12年1月に死んでいくばくもなく、
10月5日夜、突然鼠山感応寺門前に現れた役人から、

2日の間に尽く取り払えパンチ

と命じられ、といっても、実際には6・7日かかって撤収。
6日には、幕府から感応寺の朱印地没収、廃寺の通告、
そして直ちに廃毀が行われたのでした。
創建から破却まで僅か4年。
跡形もなく整理され、後年の調査でも礎石が発見されただけと言います。

勿論、今この辺りに住む人たちの殆どは知りません。
偶に噂のように耳に入っても、およそ想像のつかない状態ですから、
半信半疑で聞いてているでしょう。
今回伊藤先生に詳しくお話伺えて、とてもおもしろい。
まるで大河ドラマになりそうな話なのです。

後半は次回。

これからもっと面白くなるよ~

先生は、まるで講談でも話すように楽しくお話しして下さるのです。






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最終更新日  2009年10月10日 23時55分19秒
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