テーマ:今日聴いた音楽(75577)
カテゴリ:カテゴリ未分類
2009/11/28 sab.
随分久しぶりにチェンバロを聴きました。 考えてみたら、チェンバロどころか、こういったコンサートも久しぶりです。 会場は、地元の雑司が谷音楽堂 小林道夫さんは、チェンバロ演奏者として、 カラヤン率いるベルリンフィルとコンチェルトを弾いてる第1人者であるばかりか、 バッハのスペシャリストでもあります。 この小さなサロンコンサートでは、自らちょっとしたレクチャーをしながらの演奏で、 師かも、今日は2台の違ったタイプのチェンバロが用意されてましたから、 なかなか贅沢なコンサートでありました。 演奏の後はちょっとしたワインパーティが用意され、 演奏者や調律の方に話を伺う機会もありました。 チェンバロのコンサートでは、そのたびに違う楽器に出会うのでそれも楽しみなのですが、 気になってた鍵盤の数のことを尋ねてみました。 やはりそれもそれぞれ違うのだそうです。 しかも、アンコールで、 「さっきのハイドンで、高いところにちょっと問題がありましたので、 低い方だけで弾けるものを持ってきました」 と前置きがあったのですが、それは、キーが足りなかったのだそうです。 近くの音大の学生だったのでしょうか、調律師さんに尋ねていたことも興味深いことでした。 チェンバロの音に、不思議な感じを持ったのでしょうか、調律師さんの答えは、 「絶対音感持った方は、気持ちが悪いと思われるかも知れませんね」 そんな楽器が好きな私って・・・ プログラム バッハ 音楽の捧げ物よりBWV1079 3声のリチェルカーレ 6声のリチェルカーレ バッハ: 平均律クラヴィーア曲集より 第1巻 第19番 前奏曲とフーガ イ長調 BWV864 第2巻 第19番 前奏曲とフーガ イ長調 BWV888 ヘンデル 組曲 第5番 ホ長調 HWV430 前奏曲 アルマンド クーラント アリアと5つのドゥーブル(調子のよい鍛冶屋) 休憩 ガルッピ チェンバロの楽しみ(Passo Tempo)より ソナタ 第6番 ホ長調 アレグロ・モデラート ラルゲットと6つの変奏 ハイドン エステルハーツィ・ソナタより ソナタ 第3番 ヘ長調 Hob.XV1-23 速度指定なし アダージョ 終曲:プレスト アンコール 小バッハとクープランの曲を1曲ずつ 作曲された時の状況など歴史的なことや、演奏の苦労など、 楽しいお話しも聴けて、いっぱいメモ取りたかったのに、 よりによってペンを持ってませんでした まさか1番前の席でiPhone持ち出すわけにもいかず・・・ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2009年11月29日 07時54分41秒
コメント(0) | コメントを書く |
|