LA STANZA CHIARA　〜キアラの覚書〜

2009/12/22　mar.

確かに、映画を1度見ると、直ぐまた続けてみたくなるものです。
でも、今回はそういうことでなく、

モーツァルトの４大オペラ映画のフェスティヴァルを、
恵比寿の東京都写真美術館でやっていて、
パラーディオの「ラ・ロトンダ」がロケに使われている

「ドン・ジョヴァンニ」（Ｊ．ロージー監督）も見られます。

というメールを友だちから貰ったのです。
99年の秋にヴィツェンツアのラ・ロトンダを訪ねた時、
この映画があることを知り、いらいDVDを探しまくていたのですが、
レンタルはもとよりなく、ほんの僅かな中古がネットに出ているだけで、
それが、中古と思えないような値段がついてる上に、
画像が悪いなどとというコメントがあったりして、
とても勇気がでずにいました。

誘いというよりお知らせという感じでメールを送ってくれたのですが、
サイトでスケジュールを見たら、行けそうな日は2人とも今日の午前中くらい。
ということで、会えたら現地で会いましょうというゆる～い約束の上、
寒い中頑張って出かけました。

そして、実際見てみたら、これはもう本当に素晴らしくて、
しかも、ラ・ロトンダだけでなく、突端からテアトロ・オリンピコの舞台が使われてるし、
運河の場面ではサンタ・ジョルジョ・マジョーレ教会が遠景で見えてるし、
どうやらバジリカも使われてたようで、とにかく目が離せません。

友人とは休憩時間に無事会うことができたのですが、
彼女は以前見ており、2度目なのですが、建築には関心無かったので、
今回改めてすご～いと思ったそうです。

そして、昔のパンフレットを貸してくれたのですが、
そこにパラーディオについて解説を書いているのが、
まちづくり倶楽部の仲間の奥様。
今は地方勤務で、出席するのはご主人だけなので、
新参者の私はまだ面識無いのですが、なんか、とても嬉しくなりました。