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2010/02/06 sab.
母のいるグループホームは開設してもう5年目になりますが、 入居者は変わりません。 でも、入った当座は要介護1とか2だった方々が、こぞって4とか5になってます。 ということは、いわゆるQOLが下がったとかいう生やさしいものではなく、 家族としてずっと見てきた者にとってはもう、 表現のしようがない変わり方です。 そしてもはや、通院に連れて行くことも難しくなってる人が殆どです。 でも、これからは、治療だけでなく、 最後の時のことも考えなければなりません。 例えば、現状では、病院でなく自宅でなくなると、必ず警察が入ります。 不審死ではないと認めて貰う為に、その時居合わせた人が、 いろいろ訊かれることは必死です。 その際には、警察まで出向かなくてはならなかったりしますから、 グループホームのような所では殊に、迷惑掛けることになります。 そんなわけで、前々から、いつでも往診して貰えるお医者さんを、 ホームの方で探していると聞いていたのですが、 訪問医療専門のクリニックが見つかり、先週、その説明会がありました。 月2回の定期的な訪問診療、そして、24時間医師が待機しており、 もしもの時は駆けつけてくれるという態勢です。 勿論全員が必ずお願いするというわけではないのですが、 母の場合はもう、絶対に必要と思い、書類を持ってお願いしてきました。 今日は随分はっきりしており、私の顔を見ると手招き、 そばにいた実習の方に、 「私の娘です」 なんて言ってます。 こんな事、ホントに随分久しぶりですから驚いてしまいました ご飯は相変わらず時間を掛けながらも完食。 夜7じには必ず眠くなり、夜中も特に問題なさそう。 こんな規則正しい生活、家にいたらできっこないし、 1人でいた時だって、不規則極まりなかったはずなのです。 「あと10年は大丈夫ですから、イタリアでも何処でもいらしてください」 スタッフはそう言ってくれるのですが・・・ 確かに、訪問医療をきちんとお願いしておけば、 少々の事があっても呼び出されることはない訳だし・・・ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2010年02月08日 02時38分15秒
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