テーマ:今日聴いた音楽(75566)
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2010/02/10 mer.
音訳仲間にソプラノ歌手がいて、時々ご自宅で、 サロンコンサートを催されるのですが、私は伺うチャンスがありませんでした。 今回は、ご自宅ではなく近くに会場を借りてのコンサートでした。 プログラムのメインは、白石准氏率いる山猫合奏団の 「セロ弾きのゴーシュ」 ご存じ宮沢賢治の作品を、音楽劇というのか、朗読付き音楽というのか、 2人の役者さんと、チェリスト、そしてピアノの白石氏で、 演じて、というか演奏してくれるのです。 まあ、とにかく、とっても面白いですよ~ 宮沢賢治の作品は、どれも、他の人が弄ったものの方が絶対に面白いと、 いつも私は思っちゃうのですけど・・・ またこのゴーシュ役のチェリスト大島純さんという方が素敵 楽器演奏しながら、お芝居するって、あんまり聞いたことないし、 本物の役者さんと較べちゃ悪いけど、よくやってました。 勿論、本職のチェロの演奏も、あの白石さんのピアノとばっちりで、 特に、始めの方の、めちゃめちゃ下手に弾くとこの演奏が、 そのまま現代音楽に聞こえてしまいそうな・・・ まさかそのように楽譜が書かれているのでは?と、 帰り道、音楽専門にやってる友だちに訊いちゃったりしました。 これは、第2部で、1部の方で、友だちの 人見共さんが歌ったのです。 アンドレ・カプレ作曲「ラ・フォンテーヌによる三つの寓話」 役者さん達の朗読のあとに彼女がフランス語で歌うという珍しい試み。 これまた、彼女でなくちゃ出来ないかも? 日本人のクラシック歌手の歌って、何で歌詞が分からないんだろう? って、つい数日前、TV観ながら言ってたこと。 よその国の言葉の意味が分からないのは勿論なのですが、 言葉の音自体が、もにょもにょとしてて聴き取れないのです。 ところが彼女の場合は分かるのですよ~ それは、前振りの朗読の所為だけではないと思うのです。 だって、外国行った時、言葉通じなくても、 ジェスチャーなど付ければ大概分かって貰えるじゃないですか~ 要は表現力、そして何より、歌う人が、歌の内容を聴く人に知って貰おう、 と思って歌っているかどうかの問題だと思うのです。 そして、最初におまけみたいに、チェロのソロ。 サンサーンスの「白鳥」 カサドの「親愛の言葉」 カサドが晩年八王子に住んでいたなんて知りませんでした~ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2010年02月12日 01時52分09秒
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